根本 沙璃(さり)です。

 

昨日、ジビエ料理をいただきました。

鹿肉、ラム肉、イノシシ肉から
選べるんですが、今回は鹿にしました。

手作りの無農薬有機野菜を
自ら育てているお店で、いろとりどりの
新鮮野菜と、鹿肉は、絶品でした!




鹿肉を生まれて初めて食べたのは
20代の時、アメリカインディアンの
住む居住区に行ったときに

 

出してもらったのが記憶にあるんですが

それから10回も食べてないほど

なかなかめずらしい体験です。


鹿肉は、猟師の方の腕次第らしいですが
お肉の味や匂いに、クセがほとんどなくて


うまみが濃くて、高タンパク低脂質で
とってもおいしい、そしてヘルシーです。

びっくりしたのが、お肉はたぶん120グラム
位だと思うんですけど

 

それで十分に満足、ご飯やパンなどの炭水化物を
食べずに、全身が満たされた感じがしました。
野菜とジビエ、これを少量で満たされるのです。


なるほど、私たちは、ものを食べているようで

エネルギーを摂取している

というのはこういうことか、と体感しましたよ。


お日様を浴びて、丁寧に丹精こめて育った

お野菜たちも、やはりエネルギーに満ちていました。


土地のもの、旬のものをいただくのが
エネルギーが高いというのも、うなずけます。


最近、ジビエがブームになっていて
千葉県でも、ジビエ料理や食材を
扱うお店が増えてきましたね。


乱獲が起きないことを祈りつつ
これは、良い傾向だと思っています。


食肉の生産の裏側を知ると、命を
命として扱っていない現状があって悲しくなるのですが


このお店のシェフがおっしゃっていたように
いわゆる「害獣」として「駆除」された

野生動物の命を、ムダにすることなく
ありがたく使わせてもらう、という思いが
広がっていくと、いいな、と思うのであります。


エコ系に厳しい人からは、怒られそうで

怖いんですけど(苦笑)


私は、こういう流れは、人類の意識の進化
なんじゃないかと思っています。


少しずつでも、命の循環を感じる世界に
生きとし生けるものが、共存できる世界に
なったら、いいな、と思うのであります。


話を戻しますと、野生動物のお肉は
文字通り、野生で育った動物ですから
食材としても「自然」に近いわけです。


自分自身を整えるのに、とてもよい
手助けをしてくれますので

1シーズンに1回くらい、食べておくといいです。


余談ですが、ブタは、イノシシを家畜化させたものです。

十二支で、亥(イノシシ)年は中国や韓国では亥と書いて

「ブタ」の年とされています(^^

 


 

※台湾の屋台で

 

 

それでは、また!