本保育園からの連絡帳。


2歳児クラスになってから、

普通のノート形式になっています。


変わった様子がなければいつもは2~3行くらい。


それが今日は1ページ分びっしり書いてあって、

何事!?!?と思ったらこんな内容でした。




今日は姫ちゃんの素敵な話があります。


本当は会って直接お話ししたかったのですが、

会えないので長文になりますが、すみません。


朝、事務室に行くと、そこにあった陶器でできている

小物を落として割ってしまいました。


自分で『悪いことをした』と思ったようで、

泣きだしてしまいました。


『S先生(主任)がきたら一緒に謝ろうね』

と話をしました。


それからS先生が出勤するまで

ずっと不安そうな表情をしていた姫ちゃん、

S先生が来られたので行こうとすると

また泣きだしてしまいました。


あまりに泣くので

『どうする?じゃぁ、内緒にして黙っておく?

それとも壊しちゃったっていう?』


と聞くと、しばらく黙って泣き声をふるわせながら


『あのね…あのね…あやまる…』


と姫ちゃんの口から聞くことができました。

すごくうれしく思いました。


一緒に謝りに行くとまた涙が出てきたので

言えないかなと思いましたが、きちんと姫ちゃんから


『S先生、こわしちゃって、ごめんね』


と聞くことができました。

素直な心に嬉しく思いました。

3歳の小さな心でいっぱいいっぱい考えて

本当にえらかったと思います。


壊したことは責めず、

沢山沢山褒めてあげてください。





涙が出ました。


旦那も読みながら泣いてました。



育児に関してはどうしても

人と比べてしまうところのある私。


どうしてみんなはできるのに

うちの子だけできないんだろう。


こんなに自我が強くてこの子の将来は

どうなってしまうんだろう。


ちょっと問題があるとすぐ病名がつくこのご時世だし、

やはりどこかおかしいんじゃないか。


そんな風にばかり考えてた自分が情けない。



実は2才になってから連絡帳の形式が変わったせいか、

内容が表面的な報告だけに終始している感があり、

先生は子供のことをちゃんと見ていてくれてるのかな…

と不安を感じていました。


だからこんなふうに子供の心に寄り添うような

対応をしてもらっていたことがとても嬉しく思います。


そして


立ち止まってるようでも子供の心の成長は

確実に、そして親が思っている以上に進んでいるのだと

実感させられました。


こどもがこどもでいる時間はきっと本当に短い。

親を必要としてくれる時間だって

後から見れば一瞬なのかも。



休み明け、私もこっそり主任の先生に謝りに行こうと思います。