GWは外構プランの詰めとサイクリングで終わってしまいそうです。今年の大宮アルディージャは強いですね。

さて、家作りも最終盤になっていることもあり、今回と次回で、感想全般と費用についてまとめたいと思います。費用は2012年8月契約時点なので、時が経つとあまり参考にならないかもしれません。



◆感想全般
端的に言うと、県民共済住宅は、費用対効果が非常に高いと思います。使っている建材や住宅設備、追加作業を考えると、ネットや建築雑誌を見ても、注文住宅では、これ以上安くなることはないのでは?とまで感じました。

建材や住宅設備に関して質が良いものを使っていることは着工前から把握していましたが、完成・引渡し後の感想として
(1)標準費用の部分に含まれている範囲が広い
(2)追加費用がとても安い
(3)
諸経費があまりかかっていない
といったものがあげられます。ネットで建築費用を公開している方もいるので色々と拝見しましたが、「標準費用に含まれてる範囲の狭さ」と「追加費用の多さ」に驚きました。


ベタ褒めばかりで何なので、ネガティブな感想としては
(4)施主の仕事は多め
(5)職人さん(特に大工さん)と県民共済の関係(報酬)が?
(6)一部コストが?
といったものがあげられます。

・今となっては懐かしい工程表。修正後の日程も実際は違っていました。


・ちなみに木工事最終完了日は1/25でした。


(4)については、こだわりの度合いによって異なると思います。我が家の場合、色々とお願いがしたいことがあったため、
手直しが発生しないように、工程の進み具合を見ながら、相談やお願いをしていたので、ある意味工程管理的な部分にも関わっていました。

細かい依頼がある場合は、図や表を入れて書面にするとスムーズに進むと思います。実際、監督さんに相談・依頼させて頂いた書面(照明の設置位置ニッチなど)がほぼそのまま職人さんに連携されていました。
また、そうした依頼がある場合は、こまめに現場をチェックした方が良いです。我が家はほぼ毎日現場に行っていたので、やり直しをほとんど発生させずに済みました。勾配天井のやり直しが唯一かと思います。

よって、ある程度時間に余裕が必要と感じました。私も(仕事が)忙しい年だったら、これほど時間を取れなかったです。

(5)は、憶測も入っているので何とも言えないのですが、どうも坪面積の多寡で職人さん(特に大工さん)の報酬が決まるようなので、我が家のようにそれほど坪面積が大きくない割に、窓がとても多かったり、面倒な注文・造作が多いと、職人さんには「とてもハズレな物件になってしまっているのでは?」と何だか申し訳ない気がしていました。そうしたこともあり、極力現場を見てやり直しが発生しないように心がけました。

手間がかかった分、職人さんの報酬に実働日数なども加味されていると良いのですが、そこまでは話ができませんでした。

(6)は、(5)とも関連しますが、職人さんの話を伺うと、近年色々と制約が多くなったり、また、細かな費用(項目)をかけるようになっているとのことでした。(ただ、おそらく職人さんは施主がどの程度支払っているかはご存知ないと思われます)

個人的には"高所足場代"が不思議でした。事前に伺った説明では、いわゆる鉄製パイプを組み合わせた足場・仮設費用なのですが、実質的には「高所での手間代」ではないかと思いました。

ただ、手間代が職人さんの報酬に反映しているかは(5)にも関連する通り、よくわかりません。

(電気屋さんによるシーリングファン取り付け時の足場)ここでは足場代はかかっていません



(大工さんによる作業台)ここでは仮設費用として足場代がかかっています。どちらかというと大工さんの手間賃のような気がします。


費用については次の記事にてまとめます。