税金の話をするときにでてくる用語ってむつかし~むっと思っていらっしゃいませんか?

 

私が先日ウィルコムのzero3(ブログ書くのに大活躍!)を購入しに走る人大型家電店にいったときにも「アクティブなんたらが使えて・・無線LANならどうのこうので・・4×パケット方式ならどうのこうので・・」といわれ

思わず雷「私はoutlookがこっちでも受信できてたまにネットもみれてどのくらいの速さでネットにつなげると月々いくらかかるのかが知りたいんですっパンチ!」と怒ってしまいました。


上記店員は「アクティブなんたらが使えるってことはoutlookもwordも使えるってことだよ・・」とちょっと馬鹿にしたような感じだったのですが

「じゃああなたは、この商品の損益分岐点はいくらで、電子債権取引については可能か、仕入控除税額に算入できるのか?と聞かれてもこたえられるのかぁ~むかっあなたの収入はいくらで所得はいくらですか?の違いがわかるのかぁ~~メラメラ


人は自分が通常使っている専門用語は一般言語と思いがち。


私は説明の時になるべく専門用語を使わないよう心がけています。


さて上記の「収入」「所得」の違い、みなさんわからはりますか?


子供がいる家庭に支給される児童手当というものがあります。子供一人男の子に対し5,000円もらえます(都市によって違いあり)

この児童手当、高給取りはもらえません。

かりに「年間所得500万以上の人は児童手当はもらえない」という場合


チューリップ紫年間売上500万のお店をやっている人は児童手当もらえるでしょうか?

チューリップピンク年収500万のサラリーマンは?


ここででてくるのが「収入」「所得」の違いです。「年間売上500万」や「年収500万」は「収入」になります。

「収入」とははいってくるもともとの金額


一方「所得」とは私たちがいろいろな形で手にする収入から経費などを差し引いた利益ということができます。「所得」は税金の計算をするときの基礎となります。


一年間に500万の売り上げがあったけど、もの仕入れたり経費つかったりで300万かかったよ、という場合は500万-300万=200万が「所得」となります。つまりチューリップ紫の人でも児童手当はもらえます。


サラリーマンは経費とかひけないじゃん?!とお思いの方・・・


サラリーマンにも経費がひけるようなしくみがあるのですよ。「給与所得控除額」といって年収に応じて概算経費のようにひける金額が決まっています。(一定の算式で計算)


年収500万のサラリーマンの「給与所得控除」は154万ですので500万-154万=346万が「所得」となります。

チューリップピンクの人も児童手当がもらえることになりますね。


この「所得」という言葉、とくゆうちん(所得の応じて家賃が違う)や各種補助など色々な場面ででてきます。


「うちは年収○○○円やし該当せぇへんわ~」と思わずに「所得」がいくらなのかを確認されることをおすすめしますチョキ