炭化クッキー | ゴールデンドゥードル エルのいたずら日記

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ゴールデンドゥードル「エル」とその家族のお話。

こんにちは、エル母です。



バレンタインデーにつくったクッキーの材料がまだ残っていて、下の娘が自分で作りたいと言うので、勝手にやらせることにしたんですね。


卵黄はどうやってとるんだ、とか、バターをクリーム状にするにはどうすればいいんだ、とか、あれこれ聞いてきましたけど、自分で考えてやってみろと答えたら、とてもここには書けないような驚くべき方法を用いてやっていました・・・・。


おまけに、「なんでこんなにべたべたしてるんだろう・・?」とかぶつぶつ言ったりして、ちょっと気になったんですが、見に行くのも怖い気がして、聞こえなかったことにしました。


ひとまず型抜きまですんだというので、オーブンのセットは手伝い、あとは焼き上がりを待つだけ。


しばらくすると、クッキーの焼けるにおいがしてきました。いいにおいだな・・と思いながら、またしばらくたち、やっとオーブンのピーって音が聞こえて、さあ焼けた、とオーブンのドアを開けると・・・!


中からもあーっと煙が出てきて、アラジンと魔法のランプのジーニーが現れてっ!!


・・・


いえ、ウソですけど、とにかく煙がもあーって・・・。


漫画やドラマなんかで、「ドジな女の子」が料理焦がしちゃって、みたいな場面よくありますけど、こういうのってほんとにあるんだね、へぇ・・。


そんなことを考えながら、炭と化したクッキーをぼーっと眺めていると、突然今度は、


ピロピロピロ、火事です!火事です!ピロピロピロ・・・


と、けたたましい火災報知機のサイレン。続けて、


「お母さん、こげちゃった!どうするの、お母さん!」


と、娘の叫び・・・。



―― はー、疲れた。



火災報知器のサイレン、引っ越してから初めて聞きました。一度、点検をしなければと思っていたので、ちょうどよかったわ。




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