奈良山中 | いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

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2013年12月、最愛の妻をうつ病による自死で亡くしました。
結婚して1年1ヶ月、あまりにも短すぎました。
体に障害があったけど、懸命に生きていた妻。
妻の事を忘れない為、初めてブログを書きます。

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皆様、こんばんは。

 

相変わらず怒りの感情が収まらず、週末は家にいたくもなく自然に癒されたい!

 

そんな訳で先日こちらに出かけてきました。

 

奈良の山中にあるお寺です。

 

山中にいくつも建物がありますが、当日は霧で凄いことに。

この山自体が聖徳太子が開山した霊場です。

 

 

 

今回はこちらの宿坊に宿泊に来ました。


 

部屋はこんな感じ。綺麗です。

15畳もあるので寝返り打っても大丈夫。

テレビや冷蔵庫は置いてないですが、静けさを求めてやってきたのでむしろ願ってもないです。

部屋にフリーWi-Fiは入りますよ。

 

本当は以前行った「ランプの宿」みたいに完全に電波も届かないところが良いんですが、そういうところはガチで山奥過ぎて入山できないから冬季はやっていないんですよね。

 

 


宿坊に泊まるのは初めてですが、本当はお寺の修行体験ができると聞いてやってきました。

怒りとともに邪気も払いたい。

 

残念ながら当日は行事があるとの事で、今回は修行体験できませんでしたが行事と早朝の祈祷は参加できました。

 

当日の行事は夕方から行われる左義長(どんど焼き)でした。

 

高さ5mくらいの竹を縄で縛って組み合わせた柱に火をつけるようです。

自分の地元ではただお札を燃やすだけですが、奈良のどんど焼きは豪快ですね。

 

日がすっかり暮れてきましたが、山中は灯篭や照明が夜間でもついていて夜でも問題なく歩けます。

 

 

 

突然山中の全ての照明が一斉に消え真っ暗になりました。

 

太鼓を鳴らしながら、霧の中から松明を持った人達とお経を唱えながらお坊さん達も降りてきました。

 

火をつけて20分くらいで全て燃え尽きました。

その間和尚たちはずっと般若心経を唱えてましたね。

 

火の勢いと竹のはじける爆発音が凄くて迫力がありました。

 

宿坊に戻り夕食です。

精進料理です。

ボリューム的に絶対足りないと思っていたので、自分の部屋に缶ビール2本とつまみを持ち込んでいました。

 

部屋に戻って一人晩酌してました。

宿坊に来たとて酒は辞めれないですね。

 

次の日は早朝5時半から護摩祈祷です。

こちらのお堂ですが12~13人も入れば一杯ですが、宿泊者は全員参加したようです。

このためにみなさん泊りに来てるみたいですね。

 

早朝の暗い中で火を焚き40分くらい行われましたが、寝起きでぼーっとしていて理性が働きにくいので神聖な雰囲気を感じます。

 

護摩祈祷が終わったら本殿まで歩き、個々の祈祷をしてもらいました。

6時過ぎですが、まだ真っ暗です。

 

7~8人くらいのお坊さんに一斉に祈祷してもらいました。

 

その後階段巡りをしたり、山頂まで登ったりお昼まで過ごしお寺を後にしました。

 

静けさと祈祷の凛とする空気感で、邪気も払われ怒りもまた少しマシになったようです。

 

帰りに阿修羅像を見に興福寺に寄ってきました。

 

 

 

この日は暖かくて鹿も眠そうでした。

 

 

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