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命日が近いので毎年この時期は落ち着かない気分になりますが、今年は特にその傾向が強いです。
もうすぐあの日から丸10年。。。
死別からの10年間を思い返すと、自分なりに色々やってきたとは思います。
サプリの会社を立ち上げ、コロナでの会社の危機で通販事業を立ち上げて何とか軌道に乗せたり。
死別前と比べても仕事においては、むしろ自分のやりたくないことは極力やらずに会社も維持できている。
今年はやむを得ない事情がありましたが、ずっと借地だった会社の土地・建物を購入しました。
不動産業者や取引のある銀行4行と半年近く折衝して、副業で不動産業をやっている友人の知恵も借り、当初提示価格の6割で購入でき金利もかなり安く借り入れに成功しました。
会社の周りは新築の住宅も次々と建築中なので、将来会社をたたむ時に土地も売れるかなと。
業績も完全に回復し、コロナ融資も一括返済できました。
何とかうまく立ち回れたなと思います。
でもこの10年を振り返っても、心の中はなんというかスカスカですね。
通販事業の立ち上げとか会社の土地購入とか、やってることは将来を見据えてる事してるんですけどね。
どうしても「余生」という感覚が未だ拭えない。
考えても仕方がないことは十分わかっていますが、「10年」という時間の重みがそうさせるのか、今までの命日反応とはちょっと違いますね。
亡き妻や亡きお義母さんの事を、最近特に思い出します。
もう10年もたってしまったかと。
特にこの時期に何度も蘇る記憶はあの時のままなので、つい最近の出来事のように思え10年という時間との脳内のギャップで苦しくなります。
妻が亡くなって半年くらいの時、お義母さんが「yoshiちゃんはまだ若いから、娘の事は忘れてもいいから誰かいい人見つけてね。」って言ってたけど。
お義母さん、あれから10年たっても一人のままですよ(笑)
その間に亡くなった自死遺族のブロ友さん達の事も頭に浮かびますね。
気を紛らわすために12月は色々予定を入れてます。
命日まであと2週間程度。
今年は中々しんどいですね。