「ジュン・・・ちょっと・・・」
夜、珍しく、母が私の部屋にやってきました。
なにやら、怯えていて、困ってそうです。
「なに」
「なんか、、今、玄関に、イモリだか、ヤモリだかがいてね・・
私の靴のところに・・・」
「ヤモリ」
玄関に行き、灯りを点けると、ヤモリの姿は見えません。
「その、私の靴のところに白いのがいると思う」
「ふぅん、、じゃあ、玄関を少し開けて、懐中電灯で靴を照らそう。
たぶん、光を嫌うから、玄関から外へ逃げて行くよ」
母から懐中電灯を受け取り、靴を照らすと、
サササッと、あっという間に、ヤモリちゃんは外へ逃げて行きました
「外に行ったよ」
「ええっもう」
「うん」
「あぁ、良かったぁ。ありがとう」
「ヤモリは大人しいし、何も悪いことしないよ」
「ヤモリさん、家の外から我が家を守ってください」
「ふふ」
本日のアート
シマエナガちゃん
どなたでも描けるようになります
やってみたい方は