初めてのメープルシロップ作り、ちゃんと出来るかな~?
内心ドキドキしながら今日は(お隣さんの敷地内にある石造りのオーブンで)今まで採取した樹液(10日間くらい)をステンレス製容器に入れて煮詰めました。
家とお隣さんのサトウカエデから採取した樹液、約23リットル分。
(ほとんどお隣さんの若い木3本から採取)
午前11時半くらいに煮込み開始!
(今回使用したステンレス製の容器はるくの親友のお父さんが溶接工なので1カ月ほど前に希望サイズを伝え特注でお願いして作ってもらった)
始めのうちは半分凍っていた(外に保存しておいたので)樹液が溶け始め、温度が上がるにつれて湯気がどんどん上がり始めました。
湯気でほとんど樹液が見えない。
水のようだった樹液が煮込んでいくうちに少しずつ茶色っぽくなっていきます。
屋外で樹液を煮込むこと4時間くらい。
かなり水分は飛んだもののまだまだ水っぽくてメープルシロップには程遠い状態の樹液を家に運んできて大きなお鍋で第二次煮込み開始。(薪で火を焚いて煮込む方法では火加減が難しいので最後の過程は火の調節がしやすいキッチンコンロでする方がいい)
もう少し長く屋外で煮込んで水を飛ばしても良かったかも。
この時樹液の中にはまだ小さなゴミとか混ざっていたのでガーゼ(cheesecloth)で一度濾しました。本来は煮込む前に濾すんだと思うけど。
煮込んでいると家中がほのかな甘い香りに包まれます♪
そして子供達も私も何度も味見(笑)。
水分が飛んでいくにつれてどんどん甘くなっていきます
何しろ初めてのことなのであとどれくらい煮込んだらいいのかほとんど全く見当がつかず煮込み中は落ち着かず鍋に張り付いていたから疲れた、、、。
夫も落ち着かない様子で仕事をしながらも頻繁に鍋の前にきてかき混ぜたり温度計を入れて温度を測ったりしていました。
3時間くらい煮込んだでしょうか。
温度計を入れるとそろそろ107°に近づこうとしていたのでまだ早いかなとも思ったけれど火を止めました。 (煮込みが足りず水気が多いと日持ちが悪くなる。107°に達した時が火を止める最適なタイミング、と本で読んだのでそうした。)
23リットルの樹液を約7時間煮込んで一体どれくらいの量のメープルシロップが出来たのかというと、、、
たったの1リットル!!
だいたい樹液の5%が水分を飛ばすことでメープルシロップになるんです。
お隣さんから預かっていた容器に半分の500MLを入れ、残りの500MLは家がいただきました。
トロトロというわけでもないのに濃厚な❤すごく甘~い❤メープルシロップが出来ました
☆感動の初HOME MADE MAPLE SYRUP☆
(これで1リットル。23リットルの樹液からこんだけしか採れないメープルシロップ、、、貴重です!)
私以上に夫が大喜び、おおはしゃぎ(笑)。
"I'm so proud of myself"と自画自賛しています。
自然からこんなおいしい恵みをいただけることに感謝したいと思います。
家とお隣さんのサトウカエデさん、どうもありがとう。あなたからいただいたエネルギーは家族みんなでおいしくいただきます♪
実はまだ樹液はどんどん出ているので春が来る前にもう少しメープルシロップが出来そうです。
追記(翌日):メープルシロップが出来あがったばかりでまだアツアツの状態の時に比べ、翌日温度が下がるとよりトロトロとメープルシロップっぽくなりました。