Le Petit Cheritane n°16先日、1月31日から開催が始まった 「ポワレとフォルチュニィ 」展を見てきました。
最近、どうも開催期間の終了間際に出かけることが多く、混み合うなかでの鑑賞が多かったので、今回は始まるや否や出かけてみました。

いいですね~☆
貸し切りのようでした。

ファッショニスタでもファッションアディクトでもない私が何をかいわんや、ですが。
いやぁ良かったです( ´艸`)♪


私のなかで フォルチュニィと言えば "ティナ・ラッツ" です。
彼女がフォルチュニィのドレスやコートを美しくまとっていた姿が、館内に展示された作品の一点一点といちいち脳内で重なるようでした。
あぁこれこれ・・・、こういう風に フードを被った美しいティナの写真があったな~・・・(゚ーÅ) とか。

私が、美術館に出かけて「ラッキー」と思うことのひとつに、芸術家同士あるいは作品同士がリンクし合っていることを再確認する機会に恵まれる、というのがあります。
作品に添えられた解説に、そのほんの少し前に別のところで見かけた作品のタイトルや画家の名前が出てきて「~の影響が見られる。」なんて書いてあると、その興味深さに思わずその場で唸りそうになって、そうだったのかー・・・♪ とかしみじみ思ってみたりするわけです。
この日は、ラウル・デュフィのグワッシュが "それ" でした。
ポワレとデュフィの関係を私は全く知らなかったので^^;

視界に入る度に息を飲むような素晴らしい展示品の数々。
落ち着いた佇まいの "邸宅" ならでは展示。
今回は BGM がまた素敵で。(オリジナルCD が欲しかった・・・。でも販売されてなかったぁ。)
静かな興奮のなか、優雅で有意義な時間を過ごすことができました。

折角なので、帰りに目黒区美術館に寄って 「祝祭の衣装展 ~ロココ時代のフランス宮廷を中心に」を見ようと思っていたのですが、こちらは 2月11日からでした。残念。
ちなみに、互いにそれぞれの美術館のチケットの半券を持っていくと割引してくれるそうな。
割引といえば、庭園美術館の今回のドレスコード割引は「ポケットチーフ」です^^