バイクに乗るようになってから、半ば当然のようにバイク漫画を読むようになりますた。今日は久しぶりにいいバイク漫画に出会えたのでそんなことを書こうかと。


と言っても一昔前の暴走族系や、逆にガチガチのレース物にはあまり興味はありません。そういった定まったベクトルのものはバイクにはそぐわないと思うから、なんて言えば格好いいけど実際はただ単に自分が共感できないだけなのですが。


ということで一冊目。


ケッチン(1) (ヤングマガジンコミックス)/きら たかし

¥560
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内気で弱気で陰気な男子高校生がバイクと出会い、思春期という多感な時期を過ごしていくお話。バイク要素だけでなく恋愛やら友情やらそういった青臭いものも大きな要素となっていて、主人公自身バイクに関してまったくの素人の状態からお話がスタートするのでバイクに興味がない人にもお勧め。


恋ヶ窪★ワークス 愛蔵版 (Motor Magazine Mook)/大森 しんや
¥880
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ケッチンが青春系ならこちらはファンタジー系とでもいいましょうか。バイクを中心としながらどこか異世界の雰囲気を味あわせてくれる作品。バイクに関しては旧車が多かったり、整備の話が出てきたりでバイク知らん人にとってはちょっととっつきにくい印象を与えるかもしれませんが、ストーリーだけでも十二分に楽しめる、と思う。

ジャジャ 1 (サンデーGXコミックス)/えの あきら
¥560
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ガッチガチのバイク漫画。恋ヶ窪ワークス以上に旧車、しかも外車のものが多い。正直自分でも知らんバイクばっかりでちとまいる感じ。でも絵柄やストーリーがのほほんだったりドタバタだったりで、少し旧い、でも安心できるストーリー展開は嫌いじゃないです。

ただいちいち「○○のドタマ」とか矢印描いて説明加えられてるのが腹立つ。説明書かなきゃ分からないような漫画書くんじゃねえ、と言いたい。

72 The Soul of Bikes 4 (ヤングジャンプコミックス)/山口 かつみ
¥530
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そしてこちらが本日漫画喫茶にて発見した新作。 バイク漫画というと上に挙げたもの以外は極端にハードボイルドだったり、極端にヤンキーだったり、極端にレース物だったりするのですが、これはそれらの合いの子と言った感じでしょうか。 なのでそういったものが好きな人にとっては中途半端な印象を与えるかもしれませんが、自分にとっては逆にこれくらいがいい感じ。 何よりも最近のものなので、絵柄やコマ割りが読みやすくそれも自分の中ではグッド。

と偉そうに色々書いてみますた。いわゆる名作は紹介するまでもないし何より自分自身が読んでいないし、もっと言ってしまえば時代に合っていないのでここでは紹介しません。

バイク好きな人も、ちょっと興味があるだけの人も、まったく興味がない人も暇で暇でしょうがなかったら読んでみてくだちい。