学生時代に好きだった先生が、うちに来て晩飯を作ってくれることになった。
若い頃の竹下景子に似た人だ。
結婚していたが、最近離婚をして、うちに来るのにも、何の問題もない。




オレは用もないのに台所をウロチョロして、彼女が料理の下ごしらえするのを見守っている。
女性が台所に立つ姿というのを見るというのは、何やら気恥ずかしい感じもあり、またドキドキするものだ。




野菜の皮むきを包丁でやっていたが、ピーラーでやった方が早いと、使い方を教えてあげた。
便利だね、と笑いながら使っている姿は、先生というよりも女の子みたいで心がときめいてしまう。




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