驚速の情報化時代
私は前々ブログからニュース配信のブログパーツを貼り付けている。
理由としては、見出しで世の中の事件・事故をいち早く知ることが出来るからだ。
今朝は自民党の中川昭一元財務相(56)の死亡記事がトップニュースを飾っており驚かされた。
そう、今年2月にローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の“泥酔会見”で
世界中の顰蹙(ひんしゅく)を買い財務・金融相を辞任。先の衆院選で落選したあの中川氏である。
驚いたのは中川氏の訃報ではなく、その速報性だ。
今朝午前8時半の妻からの119番通報から僅かな時間を経てネットで詳細が配信されていた。
TVでは臨時速報のテロップを入れるのが精一杯だろう。新聞だと1日に2回の配信なので対応できない。
その隙間を埋めるべく活字業界(新聞・雑誌)などが特に力を入れているのがネット配信だ。
デジカメとネットの連携で現場に着いた記者やカメラマンがすぐに本社へ画像と記事を転送できる。
ここ十年ほどの間に携帯電話の普及率に伴い情報のインフラ化は飛躍的に進歩した。
その速度はテレビやラジオのメディアを追い越し、外にいながらにして最新情報を随時手に入れることが
できる。勿論、その裏に潜む落とし穴、情報操作やアクセスによって流出する個人情報、ネット詐欺など
危険性も増す一方であり社会問題ともなっている。
最後は使う人間次第で魔法の杖にも悪魔の足枷(かせ)にも変貌するという事なのだろう。。。