県病院病院から大学病院病院へと転院する事になり、

朝10時までに行かなくてはいけなくてバタバタし、

前日、祖父母に付き添いを交代してもらっていて、

病院内であおのお世話や荷物の準備をしてもらい、

家に帰っていた父と母は朝7時30分にせいを保育所へ送ってから、

急いで県病院へ向かった車DASH!


そして何とかギリギリ時間時計に間に合って

大学病院病院へ着いた時に見た第一印象は、

「本当に県病院病院よりさらに大きい病院病院へ来たんだなぁ~」だった。


初めは駐車場駐車場もどこに停めて良いのかわからず戸惑い、

どのように小児科病棟へ上がったのかは記憶にあまりないけれど…あせる


県病院病院ではすぐに個室へ案内されたけれど、

大学病院病院は大部屋に案内された。


大学病院病院の小児科病棟は、

空気がキレイだという事をきちんと調べて証明されているので、

抗ガン剤治療を始めて骨髄が弱っても、大部屋で過ごしても大丈夫との事だった。


あおの転院も本当は3月3日の予定だったけど、

入院患児でいっぱいで部屋が空いてなくて1日遅れてしまった位で、

あおと同じ小児ガンの子供と同じ部屋ではなく、

心臓の病気の子供と同じ部屋しか空いてなかったみたいで・・・ショック!


大学病院病院といえば「教授回診」があり、

大学病院病院の小児科病棟では、

毎週水曜日の午前10時から1人1人診て回られるのだけど、

転院した日は水曜日で、教授を始め、小児科の医師、

大学病院の学生さんが勉強の為に来て、1度にたくさんの人が来られるので、

あおはすっかり固まってしまい、母も驚いてしまったショック!


小児科病棟で付き添いをしているお母さん達は教授回診の事を

「初めて見た時は『白い巨塔』だと思った」と言われていた人が多かった。


教授回診で医師達は忙しく、あおの病状と治療説明があったのは、

お昼過ぎてからだったむっ


男性主治医のT先生と女性担当医のK先生、

そして父と母がカンファレンスルームに入り、

あおの病気の状況説明を受けた。

CTでの画像説明で、お腹の2/3は腫瘍で埋まっていて、父と母は愕然としたガーン


病名は「神経芽腫」 


右副腎が原発層で、

左鎖骨リンパ節に転移があり、

骨・骨髄に転移無しだけど

、ステージⅣとの事で、


腫瘍マーカーを示す値 血液NSE 563(正常値20以下)異常 

尿VMA 13.6 正常  

HVA 83.3(正常値20以下)異常 と出ていて、


一刻も早く治療を開始した方が良いとの事で、本来なら生検という手術をして、

予後の事や遺伝子等の事がわかるのだけど、

生検をしてもしなくても治療内容は変わらないので、

これから中心静脈カテーテルを右腕から心臓に向かって入れて、

水分点滴をたっぷりセットで入れてもらって、

次の日からの化学療法1クール目に向けて準備をする事になった。


治療計画(プロトコール)は、

化学治療・手術・放射線治療・移殖を全てしなくてはならない。


説明を受けた後、祖母が気を利かせてくれて、

まだ食事ナイフとフォークも取っていなかった父と母に

レストランでも行って食べてくるように勧めてくれて行ってきたけれど、

あおの病状が県病院で説明を受けてた内容より厳しく、

父と母は食事ナイフとフォークしながらもかなり凹んでしまい、

母は食べている物の味も感じる事が出来ない位だったけど、

でも親があおの生命力を信じて、

絶対に治してみせるという強い気持ちがなければ、

あおの病気と闘う事が出来ないので、父と母はあおの為に頑張ろう!

と話したのだった!!



血液検査結果


白血球 5,900アップ 赤血球 6.7→ 血小板 43,000ダウン 

炎症反応 3.42ガーンダウン LDH(細胞増殖) 3,384ガーンダウン