化学治療は5日間薬を入れる。
使われる薬の種類を主治医のK先生が紙に書いて持ってきて説明をして下さり、
「エンドキサン」(1日目)
「ラステット」(5日間毎日)
「ピノルビン」(3日目)
「シスプラチン」(5日間毎日)
を入れるとの事。
薬が効いてガン細胞が壊れる時に、
尿酸・ミネラル・電解質・カリウム等が出てきて、体の中が酸性になってしまうので、
酸性防止の為に「ザイロリック」という薬も服用して、
さらに、エンドキサンは、出血性膀胱炎になりやすいので、
「ウロミテキサン」という薬も点滴から入れるとの事。
抗ガン剤を入れて、腫瘍をサッとやっつけてもらって、
すぐに体の外に出さなくてはいけないので、水分もたっぷり入るし、
尿もたくさん出さないといけないので、オムツ替える度に重さを測って、
「PH(ペーハー・酸性になっていないかどうか)」と「潜血(出血反応)」
を調べるように教えてもらった。
血液検査で、
白血球1,000以下
赤血球8.0以下
血小板30,000以下
炎症反応1.0以上になると要注意なので,
細かく様子を見て,あおの事もさらに気を付けていかなくてはならない。
治療1日目
化学治療の副作用として、吐き気・嘔吐・下痢・脱毛等が起こるので、
吐き気止め「カイトリル」とステロイド「デカドロン」を点滴で入れてもらう。
出血性膀胱炎防止「ウロミテキサン」を入れてもらってから、
「エンドキサン」「ラステット」「シスプラチン」の抗ガン剤が入る。
酸性予防「ザイロリック」を内服
時間を空けては、座薬の「アンビバ」を入れてもらっていたけど、
熱も38.7℃となかなか下がらないから、
抗生剤「フルマリン」を点滴で入れてもらう。
「おなかがいたい」と頻繁に言うので、鎮痛剤「ロピオン」も入れてもらった。
大部屋で治療開始したけれど、看護師長さんが来られて、
「貧血が進んでいるので、個室に移動しましょう」と言ってもらって部屋移動した。
夕方頃、「きもちわるい」と嘔吐した。
浣腸をして、ウンチが出たら、「おなかいたくない」と言ってくれて、
少しだけ安心した。
採血の結果、血液の中の、「赤血球(体の中に酸素を運んでくれる)」も
「血小板(出血を止める)」も少なくて、輸血をしなくてはいけない値だったみたいで、今日は治療に予定より時間がかかってしまった為、
とりあえず赤血球を輸血して、次の日に血小板を輸血する事に…。
治療中は、骨髄にダメージを受けて弱くなってしまい、
ばい菌に対しても抵抗力が無くなってしまうので、感染予防の為、
食事は調理して2時間過ぎた物は食べてはいけないと教えてもらった。
夜20時過ぎ、心エコー検査をしてもらい、
心臓は元気に動いてるみたいで、一安心する。
血液検査結果
白血球 5,900 赤血球 6.7 血小板 43,000
炎症反応 3.42 LDH(細胞増殖) 3,384