こんにちは!
早速見ていただくのは、Ovation のトップとボディのはがれです。
Ovation の場合、トップ(木)とボディ(合成樹脂)の材質が異なる為に剥がれやすいのかもしれません。
木材同士ならば、どちらかか動いた場合もう片方もある程度動きに合わせて動くので、こういったことがあまり無いのだと思います。
ボディ側が出っ張って剥がれているので、合わせながらくっ付けなければならないのですが、ボディの形状が丸いので、やりにくいったらありゃしません。
で、こういった下が平らな台に乗せてからでないとクランプ出来ません。
もう25年位前にOvation の代理店で働いていた時に作った台なので、だいぶボロですが、未だに役に立ちます。
その代理店は中尾貿易と言う会社なのですが、そこではリペア部がしっかりしていましたので、数年前まではほとんどOvation の修理が無かったのですが、最近は増えています。
このクビレ部分に限らずいろんな所が剥がれます。
修理屋さんによってまちまちだと思いますが、Ovation の場合、当方では力木以外はタイトボンドではなくエポキシ(アラルダイト)を使用する事がほとんどです。
そうすると、こうなります。
塗装部分は、一旦切れて離れているので、筋は残ります。
角度を変えて見れば、然程気にならない位に出来ました。
「ちょっとお知らせ」
当方のホームページがリニューアルしてから、そちらでもブログが書けるようになり、そちらは割りと簡単に更新していますが、こちらと内容がほとんど被り、別々にブログをやるのももったいないので、仕事に関わる内容のものは、ホームページの方のみで更新して行こうと思います。
そうするとこちらが中々更新しなくなると思いますが、今までどおり継続していき、タマーに更新します。
ギター修理の内容も似たり寄ったりになると思いますが、興味のある方はそちらも見に来ていただくと嬉しいです。