ふたりだけのbirthday2015(翔誕生祭)14 | 櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉・大宮中心の妄想BL嵐小説を書いています。
かなり偏った内容になっております。
ご理解のあるかたのみご覧ください。

たまに日常のこともつらつら載せてます。


※無断での話・内容転写利用禁止
※アメともピグともは受け付けていません

「え・・・・っと・・・

もういい加減時効だよな・・・・」



誤魔化しようもないから

なんだか今更な気がするけど

1年経ってやっとあの日の告白をする。



「う・・・そ・・」



「マジ・・・・」

一通りあの夜のことを話すと

雅紀が固まってしまった。



言わない方がよかった?

でも今更怒られる内容じゃない気が・・・・・



「な・・・んだぁ・・・」



雅紀がほっと息をついた。



「なに?」



「俺・・・たしか夢見たんだよね。

あの時・・・翔ちゃんとキスしてる夢・・・

マジで欲求不満かと悩んだりしたんだよね・・・」



「・・・・あのな~

頬だそ?

欲求不満になるほど・・・・って

つまりあれか?

雅紀はもっと激しいの想像してたわけ?」



「ち・・違うよ!

そもそも翔ちゃんのせいで俺夢見たんじゃん、多分」



「俺のせいか~?潜在意識の問題じゃね?

雅紀もその気があったんだろぉ?」

真っ赤になる雅紀をからかう。



「その気って・・・そんなことないよ」

無意識に

そんな夢って見る?



俺が先に雅紀を好きになったと思ってたけど実は・・・・

想い始めたのってほとんど同時なんじゃないかって・・・



「雅紀ってやっぱ・・・

かわいい」





雅紀を抱きしめてキスをする。



「かわいくなんかないよ」



「かわいいよ・・・

俺の雅紀じゃん・・・」



「・・・・そうだけど・・・」



「それにさ

キス・・・・好きだろ?」



雅紀のやわらかい唇に繰り返しキスしながらウィンクする。



「・・・ん・・・・」

照れた顔のまま雅紀が恥ずかしそうにキスを受け入れた。



「このままここでしよっか?」



「・・・・待って・・・。

まだなんにも始まってない・・・・」



「もう充分」



「だって・・・買い物して

あとは俺飯作っただけ・・・・・」



「上等だろ?俺には高級料理並み・・・・

そこに雅紀がついてくるなんて言うことなし」



「いいの?」



「いいの」



「本当に・・・」



「いいの。しつこい・・・雅紀」





雅紀の潤んだ瞳

俺だけに見せる艶っぽい顔を独り占めして

雅紀にキスを始める。

雅紀の困った顔

戸惑った顔も

俺をその気にさせて



「俺の誕生日だろ?

まずはさ雅紀を独り占めさせて?」

もう我慢できない。






メインディッシュは
少しおあずけでいいや。





今夜はずっとおれの腕の中でいて?



雅紀からのキスの返事で



雅紀に

「いただきます」

と一応断わって



そのまま雅紀を抱き上げた。













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