さて、剛さんが一体何を見て浮気してると誤解したのか。

 

改札前までテツヤを見送りに移動して立ち話を少ししてました。

俺とテツヤの間の足元にはテツヤのデカいバッグが置いてありました。

 

すると、俺の背中、、、というか肩の辺りに背後からなかなかに強い衝撃が。

よろけた俺、前につんのめりそうになった先の足元にはテツヤの荷物。

結論を、俺はテツヤの荷物に躓いて転びそうになったのですな。

 テツヤは雄大に負けず劣らずのデカい体格なので、とっさに俺を抱き止める

みたいな感じで支えてくれたわけです。

 

どうやら急いで走ってきた身体のデカい黒人さんが担いでいた荷物が俺に激突

したようで、、、、。黒人さんは気付かずに駆け抜けていった後でした。

抱き着いたまんまで何となく俺もテツヤも笑えてきてしまってそれで笑ってたんですよね。

 

それをたまたま職場の方たちと食事して帰る途中の剛さんに見られていたわけです。

俺が黒人さんにぶつかられた所は見ていなかったみたいでホントにタイミングだけの

話で危うく喧嘩になるところでした。

 

でも、剛さんがはっきり言ってくれるタイプで良かった。

 

言えずに胸溜め込んでモヤモヤしちゃう俺みたいなタイプだと喧嘩することもなく

誤解したまま破局しちゃうこともありますもんね。

 

まあ、事実を話した後も剛さんが若干ふて腐れてたのでお詫びにずーっと

抱き着きながらラストコップを見てました。

 

流石に鬱陶しがられた、、、、。