※この記事にはSW2018京セラドーム公演のネタバレが含まれます。
マイクスタンドが5本あって
こんにちは。
2月17日18日でSHINeeの京セラドーム公演に行ってきました。
公演が終わって数日が経って、直後は絶望的に悲しかったけど、今はじんわり寂しく、じんわり温かく…
ロスとは違う、これまで味わったことのない余韻を噛み締めてます。
公演の内容は、THE BESTの名にふさわしく、新旧織り交ぜながら、SHINeeの名曲たちが時間と空間を紡いでいくものでした。
セトリには'Hitchhiking'や'Evel' など韓国の楽曲も含まれていて、いつものSHINeeのパフォーマンスに酔いしれたし
'Lucky Star'や'Downtown Baby'など明るく楽しい曲に合わせて、気球やトロッコに乗って近づいてくるメンバーにキャーキャー言ったり
2日目にはいつもの「よく見えないところから応援ありがとう!」っていうテミン節も聞けたりして 笑
悲しみの中にも笑顔がたくさんの2時間40分でした。
気になっていたジョンの扱いは
最初の数曲は4人でジョンのパートを歌って穴を埋める感じだったんだけど
キーが「ここからはSHINee全員で歌う曲をお楽しみください」って言ったあと、ジョンの追悼映像が流れて、ジョンの歌声入りで何曲か続きました。
ジョンのパートをカバーする'4人'を見るより、ジョンの存在感を残した'5人'いるテイのステージの方が、私は数倍ツラかった。
目の前に大好きなものがあるのに、これは手に入らないんだよって言われてるみたいで…
特に
ダブルアンコールのあとの5人で録音した新曲「FROM NOW ON」を聴く時間は、気が遠くなるくらい悲しかった。
マイクスタンドが5本あって
真ん中が空いてスポットライトが当たってて
4人は白いスーツに身を包んで赤い薔薇を一輪胸に刺して歌ってる。
ジョンの歌声も聴こえる。
なんの拷問かと思うほどでした。
でもね
とてもいい歌なんです。
ジョンが亡くなる前に録音したものだけど、歌詞がジョンに向けたもののようにも聴こえるし
ジョンがメンバーや私たちに向けて歌ってくれてるようにも思えるし
とても不思議な気持ちで聴きました。
歌詞の一部抜粋です。
' すべての愛を君に
限りない感謝を君に
瞳から流れた星に
誓おう
ずっとそばに
そばにいるよ
そばにいるよ ずっと '
今回の公演は
いい言い方をすればジョンのことをよく感じられるものだったと思うけど、これでもかって畳み掛けるように悲しくて
ただでさえ悲しいのに、悲しみを乗り越えるために、SHINeeもシャヲルもこんなにも悲しい思いをしないといけないのかって
正直かなりキツかったです。
でも
絶望的な悲しさと同じくらい、会場はジョンへの愛に溢れていたのも事実です。
愛してるよ、忘れないよ、会いたいよ
って
新曲の歌詞のように
'すべての愛を君に…
限りない感謝を君に…'
っていう思いが
ずっと会場を満たしていたと思います。
数日経って心がほんのり温かいのは
その愛を感じた部分のなごりなのかもしれません。
4人はとても気丈でした。
初日こそ、出てきた時からみんな顔が曇っていて、途中で泣いてうまく歌えなくなったり、肩を震わせて泣いたりしてたけど
あんな辛い中、短い期間で準備してきて、まだ気持ちの整理もついてないだろうから当たり前のことで…
そんな中でも、唇をキュッと噛み締めながらしっかり前を向いているような、そんな凛とした姿が印象深かったです。
本当に
SHINeeには愛おしさしかありません。
こんなにもひたむきに生きる彼らに、どうやったら背を向けられるだろうか。
感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
ずっと応援していきたいって改めて誓った2日間でした。
まもなく東京公演ですね。
今回の公演は、本当にSHINeeのことを愛する人たちにとって、とても特別なものです。
愛を叫び、涙を流し、気持ちを共有して、安心して肩を寄せ合って慰めあえる場になるよう、願っています。
キーくんが言うように
'ふだんどおりに' っていうのはなかなか難しかったけど
たくさん彼らの笑顔を引き出せるよう、東京も全力で応援したいと思います。
5人のそばにいるよ、ずっと…
※写真お借りしました