疲労がいつも抜けない、
寝ても寝ても眠い

疲労が抜ける方法を常に考えていた。
自分にはちっぽけな脳みそしかないので、少しでも時間があればインターネットという集合知で常に「疲労 睡眠」だったり「寝すぎる 病気」など検索していた。

どうやら疲労には大きくわけて精神的疲労と肉体的疲労と病気の疲労があるらしい。

自分は持病の疲労があるから一生疲労が抜けないのか、、でもそれってあまりに人生お先真っ暗すぎるだろ…

ふざけんな!!

なんとか、疲労をとりたかった。

とにかく
シャワーを浴びるだけでも、ものすごく疲れるから、シャワーも浴びれなかったり。

家の片付けをするだけでもものすごく疲れた。

それが、
さっき洗濯物をたたんでいたらついにそれっぽい答えが頭に浮かんだ。

「てか自分、考えすぎなのでは?!」




「自分には体力がないので、効率的な生き方を常に考えなくてはいけない」という強迫観念があり、
シャワーを浴びるときも
歩いているときも
何をしているときも
自分は常に考えていた。

「時間も体力も限られている自分のライフスタイルをどうやったら効率的に過ごせるか?」という無意識の思考
つまり思考厨、効率厨である。

んで、さっきのこと。

何も考えずに洗濯物をたたんでいたら、
体感的にものすごい早く片付いた。
いつもは洗濯物たたむだけでも「この服をなるべくシワにならないようにするには…普段なるべく楽ちんに着る服は…」
など、たいした解決策のない事にまで思考を巡らせてしまうのである。

そういう事を何も考えず、無意識にボーっとしながら、手だけを動かすようにした。

今までのわたしは、どうやら寝ている時しか意識を無にする事ができず、寝ているときしか脳みそが休まらなかったようだ…

これからは心を無にする事を心がけたい。


考えて考えぬくのが哲学という観念だとしたら、
考えず心を無にするのが瞑想という観念なのかよ。

頭からっぽにして生きていきたい。


おしまい。



うぇーい!