大好きなまこちゃん♪ -71ページ目

初めてのデート

まこちゃんが初めてデートに誘ってくれた・・・というより正確に言うと前にも誘いがあったが実現しなかった。




あれから約2年。




ホントはこうなってたはずだったのに・・・。




そう思うと嬉しさと切なさが込み上げて来る。





関空近くのアウトレットのスタバへ良く行くからって。





愛車でそこまで走らせて買い物して帰るのがパターンだと。





いろんな話したなぁ~あの時の事、振ってないって事、婚約したって聞いた時の事、ずっと過去の事。




ランチしてる時、まこちゃんにテディベアを見せた。




そのテディベアは一昨年のバレンタインのお返しにまこちゃんからもらったもの。




『私、ずっと持ってたの・・・。』





重い女と思われただろうか・・・。





昼食後、帰るはずだったのにまこちゃんが気を使って和歌山までドライブしてくれた。




多分、もう帰るの?ってつまらない顔してる私に気使ってくれたんだなぁ~ってますます好きになって行く・・・。



昔、こうしたかったなぁ・・・私、今婚約中なんだけどなぁ・・・。



凄く嬉しかった事

電話で昔のメールの話をしていたらなんとまこちゃんはまだそのメールを保存していると教えてくれました。




まこちゃんが今まで独身を通した理由13ヶ条を書いてた事があって・・・その内容どんなだったかな?と思い出していたんで懐かしくて嬉しかった。




数日後、その保存してあったメールをFDに入れて社長へ事付けてくれた。




これを嫁入り道具にしょうと思った。いけない私。でも大切な思い出・・・。

電話

時々、まこちゃんは電話してくれるようになった。





いろんな話をしていたら自分の病気の話になった。





私はとても心配した。





自分もそんなに丈夫な方ではない。




とりあえず、コエンザイムを勧めた。




社内便ではないが『明日社長に持たせます。』と伝えた。




以前やり取りしたメールで風邪で寝込んで死ぬかと思ったというのを思い出した。




『もし、寝込んだ時には電話下さい。私でよければ駆けつけますから。』




愛の押し売りか?そんなのどうでもいい。もう構わない。後悔したくないから。


関空

7月にまこちゃんの会社の全体部会で北海道へ研修旅行があった。





うちの会社からは社長と若手営業マンが参加した。





当日、私が関空まで社長たちを送迎する事になった。





社長のお母様が行くはずだったが、まこちゃんは事務局をしているので参加するのを知っていた私が行くと言い出した。





計画的だった。





まこちゃんに会いたかったから。





集合時間よりも40分も早く着いてしまったがもうまこちゃんは来ていた。





たわいもない話をしたがとても充実した時間だった。





『行ってらっしゃい』と私は会社へ戻った。




駐車場からまこちゃんの携帯へ電話した。




『まこちゃんの顔が見たくて送迎係申し出ました^^』




『嬉しいよ・・・。有難う。』




不思議と昔よりずっと素直に自分の気持ちが言える。




昔みたいに後悔したくないから。


今更・・・。

どうして今更そんな事いうの?





あなたは私を振ったんじゃないの!!どれだけ傷付いた事か・・・。私をドライブに連れてってくれると言ったじゃない!!





『違うって・・・。』





まこちゃんはそう言った。そうじゃない、あれは違う。振ったんじゃない・・・。





何が違うの?私ずっと待ってた・・・。まこちゃんからの誘い。会社のメアドしか知らないのに。どうやって連絡取ればいいのよ?携帯番号も教えてもらってない。でも、自分の携帯番号教えるのも軽率だと躊躇した。





凄く後悔した。あの時、携帯番号聞いておけばよかった・・・。会社の電話なんか私用で使えない。




2年前、まこちゃんは私を白浜にドライブに誘いながら私を振った。でも、婚約した今・・・それは違うと・・・。どうして今更・・・。時間は戻らないのよ。時のいたずら?でも、あの時へ戻りたい・・・。だって今でもまこちゃんが好きだから。





神様のいじわる。