我が家のリビングの窓から見えていた景色。
奥の方に見える背の高い木のところに、小さな林があった。
愛犬のティコが生きていたときは、お散歩の途中で立ち寄ったり、
息子が小さい頃は、どんぐりや栗をみつけて遊んだり。
住宅に囲まれた空地に、木や草が生えているというような場所だったけれど
日々の生活の中で自然が感じられる、ちょっとした場所だった。
そこを整地して15戸の住宅を建てることになったそうで、
先週土曜日から工事が始まった。
いずれここに林があったという事は忘れられてしまうんだろうなと
写真を撮りに行ったときには、既に半分以上、木が切られていた。
残っていた木たち。
写真を撮っている間にも、どんどん伐採されていく。
小さな虫たちも、どこかへお引越しだね。
当たり前にある場所だったけど、無くなってしまうと思うと残念。
木たちよ、今まで楽しませてくれてありがとう。
家の窓から見える景色も、だいぶ変わるんだろうな。