◆Cammy's Factory◆

妊娠３７週目。
ちきゅうくんはもう２８００グラムもある
予定日よりもまだうんと早いけれども、
「もういつでもどんと来い！ちきゅうくん！」という感じだ。


初めてのエッチは鼻に大根を突っ込む痛さ
そして出産は鼻からスイカを出す痛さ

という文句は、多くの女子が小さい頃から
聞いてきた名文句ではなかろうか。
若かりし頃、その言葉が初エッチ前の私をかなりの恐怖に
おとしいれていたことは間違いない。
それこそ、入ってくる前から「痛い痛い痛い！」と
言いたくなっちゃうような恐怖だ。

しかし、私は乗り越えた。大根は乗り越えた。

次。

もう１ヶ月以内には鼻からスイカが来るらしい。
スイカに関して言えば、私はそう怖がってない。
怖くなくなった理由はまた後日書くことにして、
本当に「どんと来い！やってやるゼー！」という
前向きな言葉がピッタリだ。

それよりもなによりも・・・。
私が怖いのが、オッパイ・・・。

茨城の助産院に通い始めた時、助産師さんに
「ここは助産院というよりオッパイ道場です。」
と言われた。（そして里帰り先の産院もオッパイ道場。）

母乳育児推奨の産院で、
妊娠中からオッパイマッサージや食事など
一緒に頑張って、できる限り母乳で育てましょう！
という方針の産院・その名もオッパイ道場。

日本は戦前、世界でもトップクラスの
オッパイ王国だったらしい。
お米を主食とした和食・粗食は本当に
母乳にいいらしく、当然そんなオッパイ指導なんて
なくても、母乳はガンガン出ていたらしい。

しかし、食の欧米化でパン食や乳製品、
油ものやお肉などの食事が増えて、最近はなかなか
母乳が出ないことに苦しむママも多いんだって。

ミルクはお金も手間もかかるし、
母乳は赤ちゃんにとってはパーフェクトな栄養食。
母乳で育った赤ちゃんはその後病気などにもかかりにくいと聞く。
そしてなにより
「お母さんが赤ちゃんにオッパイをあげている
あのぼわんとあたたかいマリア様のような様子」
というのを私もやってみたい。

だから私もオッパイ道場で頑張ることにしたのだが・・・。

妊婦のみなさ～ん。
オッパイマッサージ、頑張ってますかぁ？

私はあれが嫌で・・・１日の７割はオッパイマッサージのことを
考えている気がする。「今日はあれをどう楽しく乗り切るか」みたいな。
例えば、今日は「渡る世間は鬼ばかり」を見ながらやれるから
きっと楽しいかな！ということを昼間から考えている感じ。

オッパイマッサージ全然痛くなかった、という
うらやましい限りの妊婦さんの声を聞くこともあるのだが、
私は初めに助産婦さんにやりかたを教えてもらった時に
「！！！」というくらい痛かったのだ。
そうしてその部分を自分でグニグニするのも
なんか違和感＆抵抗あって・・・。「憂鬱～っ」てなっちゃう。

でもっ！
がんばるんだ～！
ちきゅうくんに元気に大きくなってもらうために
ママはオッパイ道場を無事卒業してみせるじょ～！
そしてちきゅうくんに美味しいオッパイをあげるのだ

ちきゅうくんもだんだんオッパイ飲むの上手になってって
ママのオッパイも実際にやってみたらジャンジャン出て
今の憂鬱や心配は全くの杞憂に終わる・・・

という、オッパイイメトレは完璧なまあちです

【臨月の妊婦の記録。パジャマでセルフ撮り～（笑）こんなにおっきくなりました。】