ちゃえる@5歳
小1に向けて習い事を始めることにした。
平日に一人で行くためには、今のうちから慣らしておくに限る。
私が選んだのは、近所の空手道場。
柔道の道場もあるのだが、ちょっと遠くて、ちょっと高かったので空手にした。
男子たるもの、武道で心技体を鍛えておいて損はないからねー
ももえるが習い事を始める時に一番鍛えたかったのは「体」だったが、
ちゃえるの場合は「心」
色々あるもんだ。
体験入門は楽しそうにやっていたが・・・
「じゃぁ、入門して毎週練習に来ようね。」
「やだ。僕やらない。」
心が弱いちゃえるらしく、とっても後ろ向き。
「やろうよ。」
「やだ。」
「なんでさ?」
「だって、上手にできないんだもん。」
「上手にできないから習いにくるのー。
最初からできたら習いに来る必要ないでしょ。」
「やだもん。」
そこに登場。館長。
「ちゃえるくん、上手だったなー。
ちゃんとできてたぞー。」
褒める。
褒める。
強面のおっちゃんなのに褒め上手。
「ほら~、上手だって言ってくれたよ。
これから練習したらもっと上手になれるって。」
「じゃぁやる。」
館長に褒め殺されて入門することになった。
押忍!