新堂 冬樹
ある愛の詩
内容(「BOOK」データベースより)
 小笠原でイルカのテティスとともに育った、あまりにも純粋な青年・拓海—。東京からやって来た愛を信じられない声楽家志望の美しき歌姫・流香。ふたりはきらめくドルフィンビーチで運命的な出逢いをする。帰京した流香にはコンクール出場に向けて重大な悩みがあった。そんなある日、「君の笑顔が見たいから」ただそれだけの理由で、上京して来た拓海は、流香のこころの闇を知り、彼女のためにある決意をする。ひかれあいながらも想いを告げられず哀しい運命に翻弄されるふたり—。心ふるえる、初めての体感ピュア・ストーリー。初のオリジナルテーマ曲CD付き



3月27日(月)21時~「TBS春の特番ドラマ」でドラマとして放映されましたね。

新堂さんの作品は他にも何冊か読みましたが(その本達もあとで記事にしたいと思います)、恋愛小説なるものは初めて読みました。あのピンクの表紙におもわず惹かれ、買ってしまったっていうのが正直なところですが‥``r(^^;)ポリポリ 
新堂さんの作品(恋愛物以外)を一つでも読んだことがある人はきっと‥この本はほんとに新堂さんの作品なのか??と結構衝撃をうけることでしょう。

内容の方はとっても②純粋な恋愛小説です。(知ってるって?!)
自然とか風景の描写が良いですね。
海の透き通る青さや、澄んだ空気が今にも伝わってきそうな感じがしました。
島育ちの拓海が上京してくることに、大丈夫なんだろうかと心配してみたりして。それほど拓海は素直で純粋で、汚れてないというか、こんな子は世の中にはいないと思う。

忘れてた気持ちを思い出させてくれるような、ピュアな気持ちになれる本ですね。読み終わったら絶対「小笠原に行ってみたいなぁ!」って気分にもなります。(゚ー゚)(。_。)ウンウン

マリーはたま~~~に恋愛小説って読みます。
長編のミステリー小説なんか読んだ後は、結構頭もつかうし(トリックとか謎解きとかね・あと登場人物が外人さんだったりすると、この人誰だっけ?って読み返しちゃったり‥)ドキドキ☆手に汗握るくらい緊張するときもあります。なんで次に読む本は話題を変えて、恋愛ものが読みやすくってすきです。
恋愛もの好きな人にはオススメです。ドラマ見て感動したよって人にもオススメです。でも~ドラマ見る前に読んだ方がよかったかも?ドラマ見ちゃった人はきっとドラマの風景しか思い浮かばないとおもうから‥ マリーはこの本のオススメ所ってやっぱり自然の描写だと思うんです。その人、一人一人の想像力で小笠原のイメージっていうのを作ってほしいなぁ~なんて思ってるんで



★★★☆☆