東京タワー
東京タワー
江國 香織
内容(「BOOK」データベースより)
 「恋はするものじゃなく、おちるものだ」。
 ふたりの少年と年上の恋人—恋の極みを描く待望の長篇恋愛小説。


昨日「金曜ロードショー」で映画をやってたので、なにげなく見てしまいました。

マリーは読んだ本がドラマや映画化されてもあんまり見ないです。
なぜでしょう??
たぶん‥『本を読むことが好き』だからだと思います。
けど、今回は映画の方も見たので比較して書きたいと思います。

え~ 正直、映画と原作は別物って感じました。
本での詩史(黒木瞳)も詩史の旦那(岸谷五郎)も、もっと冷静な感じで落ち着いた印象を受けたのですが‥。映画の方では岸谷五郎が結構感情をあらわにしていてビックリします。
それにしても、とってもキレイなカップルですね。黒木瞳と岡田准一、美男美女って感じでほんとキレイにまとまってました。映画の撮り方・店の選び方・夜の風景とどれをとってもとにかく美しいの一言です。その分現実味がないなぁ~って気がしますけど。
かわって、耕二(松本潤)と喜美子(寺島しのぶ)カップルの方は人間味があふれててよかったですわ。寺島しのぶの演技はなりふり構わず恋におぼれてるって感じで、白熱してましたね。
耕二のお店で「酢豚作るの嫌いなのよぉ!酢豚焦がして炎があがったのよぉぉぉ!!」(笑)ってとこなんか人妻の凄みってゆーのを感じましたね。

なんだか映画の話しばかりになってしまいましたが
マリー的には映画の方がオススメです。
本の方は淡々としてます。
盛り上がりが少ないのでいまいちでした。
ただ、女を磨こうって気にはなりました。
あと、ワインとチーズがほしくなります(笑)。

原作の方のセリフを映画にもいくつか取り入れたそうですが、マリーが一番印象に残ったのは
「明日あなたの気持ちがなくても あいしてる」
ってやつですかね。一度言ってみたいものです。

岡田くんのようにかっこいい年下くんとならこーゆうのもありかな?なんて思いますけど、10も20も年の離れた男の子に恋をするってゆーのは、やっぱりマリーにはできないです。きっと‥‥


★★☆☆☆