知らないと損をする


さて、今日は珍しくお仕事のお話し

世の中には、知らないと損をすることがたくさんあるようです。


今日は、お仕事で「傷病手当金」(病気等の療養のため仕事を休み給料を受けられないときに支給される。)の支給申請をさせていただきました。

最近は、ガンの手術でも、術後の退院が早いのには驚きました。

1週間入院(手術)して、その後、自宅療養。。。


ところで、入院・手術となったとき、実際にどれくらいの窓口負担になるのか。。。

病気にあまり縁のない私にはあまり想像ができませんが・・・

例えば、総医療費が100万円(10割)かかったとすると、窓口の負担は3割で30万円かかります。普通のサラリーマンには、結構(かなり)厳しい金額ですね。


高額療養費支給申請をすれば、あとで(約4ヵ月後)に212,570円が払い戻されます。

しかし、入院する際に「限度額適用認定」の申請をしておけば、高額療養費の払い戻し分(212,570円)が医療機関の窓口で精算されるので、窓口での負担は87,430円となります。

一旦、30万円支払って、4ヶ月後に払い戻し請求をするよりいいですよね。。。

ましてや、今回のケースでは、月の初めに入院し、その後、放射線治療で通院されている場合でしたので、申請をすれば、通院分全額が高額療養費に該当し、払い戻しになるケースでした。

ご本人さんは、通院分は、全額自己負担と思っておられたようで、4ヵ月後とはいえ、通院分の治療費が全額戻ってこられることに、とても喜んでおられました。

まさに、「知らないと損をする」ケースでした。

でも、申請をしないと戻ってこない。。。

これって、制度自体を知らない人には、あんまりだなぁ。。。と感じる今日のお仕事でした。