12/28は多くのお店が年内の最終日だった。
よく行く神保町の居酒屋もそうだった。
しかし、俺はあえてそこは外した。
この日とばかりに、客が押し寄せ込み合うのが分かっていたからだ。
客の中には俺の苦手なものもおそらくにいるであろう。
不愉快な奴の相手をしながら飲むほど不愉快なことはない。
そんなわけで、2022年の終わりは銀座のお気に入りの焼鳥屋で始めることにした。
隣のお客さんと話が盛り上がり、8本開けてた。
しかし、ここの酒は全く酔わない。
何本飲んでも素面でいられる。
でも、次に行ったら、おかみさんに言われるんだろうな。
「この前は、無事帰れましたか?」
なんて。