BMW 7シリーズ F01 オーバーヒート | 輸入車専門店・マリオットマーキーズのブログ

輸入車専門店・マリオットマーキーズのブログ

東京都墨田区に店舗を構えるマリオットマーキーズのスタッフブログです。
ジャガー、メルセデスベンツ、ポルシェ、BMWなど誰もが憧れる輸入車の情報から、日々の出来事など 思いつくまま書いてまいります。よろしくお願いします!

皆さまこんにちは音譜

 

アッキ~です!!

 

最近は暖かくなり、コートが必要なくなってきましたねにひひ

 

桜の見ごろは過ぎてしまいましたが

 

当社の近くでは、綺麗な桜を見ることが出来ましたビックリマーク

 

今年は桜の写真を撮ることが出来なかったのですが

 

昨年夜桜を撮った写真を残しておきます音譜

 

 

 

 

さて、本題に移りますにひひ

 

本日紹介するのはこちら!!

 

BMWの7シリーズ F01です

 

 

走行中にオーバーヒートしてしまうということでご入庫頂きましたビックリマーク

 

早速車両の確認を行うと

 

冷間時でも、電動ファンが回っている状態になっていましたあせる

 

原因を確かめる為に

 

BMW専用テスターのDISでエラー内容を確認したところ

 

 

電動ウォーターポンプのエラー入力がありました叫び

 

この状態だと、冷却水が正常に回っていないとコントロールユニットが

 

判断し、電動ファンを常に高速で回転させるように制御されています

 

また、電動ウォーターポンプをテスターで強制的に駆動させても

 

作動の確認が取れない為に電動ウォーターポンプが

 

不良である事がわかりましたので

 

電動ウォーターポンプの交換作業を行いました!!

 

F01は、エンジンの下側の狭いスペースに

 

取り付けられており

 

 

ウォーターポンプまでアクセスする為には

 

スタビライザーやステアリングラックをずらす必要があり

 

交換作業時は、知恵の輪のような状態でしたあせる

 

交換作業後、冷却水のエア抜き作業を行い

 

症状が改善されていることを確認し作業完了となりましたビックリマーク

 

新しい世代のBMWの多くは、ウォーターポンプが機械式ではなく

 

電動式となっております

 

電動式の利点は

 

エンジンの稼働状況により、冷却水の流量を調整でき

 

暖機運転を短くできることや

 

ウォーターポンプをマウントするレイアウトが自由になること

 

エンジンの動力を使用しないため、エンジン負担を軽減できること等

 

多くの利点がありますニコニコ

 

こちらが、外したウォーターポンプです

 

 

機械式のウォーターポンプの場合

 

プーリーやポンプの羽が外した状態で見えるのですが

 

電動ウォーターポンプは、中にモーター等が

 

内蔵されているので

 

ホースの取り付け口以外は

 

囲われてしまい中を確認することが出来ません

 

内部不良かどうかは、診断機を使用しないと

 

正常に診断することは難しいですね叫び

 

また、水回りの不具合は最終的に

 

エンジンを痛めてしまう可能性がありますので

 

専門的な知識を持った工場での

 

診断、整備を行うことをお勧め致します!!

 

BMW以外にも何か気になることがあれば

 

是非お問い合わせください音譜

 

アッキ~でした!!