避難者受け入れ生活もようやく終わりを迎えました。
今思えば、あっという間な気もするけど
当時は長いなぁって思っていました。
我が家に来ていた従姉の子供(今春から大学生)も
従姉が上京して我が家に滞在しながら
先月決められなかったアパートを探し契約。
昨日からアパート暮らしスタートさせています。
まだ我が家に、彼が使う冷蔵庫・ベッドが置いてあり
それと大量の山積みになったお布団があります。
それらを見ていると・・・
みんないなくなったんだなぁなんてしみじみする時もありますが。
子供たちが相変わらず元気いっぱいなので
落ち着いている暇もないです。
実家もようやく子供たちが小学校に行き始め
いよいよだなぁなんて思っていた矢先のこと。
祖母が薬の調整なんかでこちらに居たときに紹介状を書いていただいていたので
母に病院に連れて行ってもらっていました。
幸い、引越し先の近くに大きな病院があり
ちょっと心配だからとそちらに行くように言われたとの事で
今日は検査・・・なんて聞いていたのに
その少し後で母からメール。
「おばあさんが入院しました。」
と。
え!?
です。
そのときも、タダの検査入院か~なんて思っていたから
個室で病室でも携帯利用可だったので
母が電話をくれて、祖母と話をさせてくれました。
私は、今すぐにでも駆けつけたい!と言いましたが
大丈夫だから、わざわざ来なくていいからねと言われ
まだ従姉やその子供が我が家にいたので諦めました。
なのに・・・
その後母から電話があり
心臓が弱っていて、あと二年。
そんな事を突然言われて
とても信じたくなかった。
今すぐにでも手術しないといけない位だと。
でも、肺に水がたまっているから直ぐ手術は不可能。
とりあえず検査入院と言うことで2週間の入院になっています。
田舎にいたら、そんな事も気付かないままだったのかなぁ・・・
今回、震災によって約半月一緒に生活してたけど
それも凄く凄く貴重な時間だったなぁと感じました。
祖母にはもっともっと長生きしてもらいたい。
うちの子供たちは、年に1~2回会うかどうかだから
あんまり思い入れはないし、そんなに懐いたりもしない。
私は母が不在の時は祖母が母代わりだったし
特別な思いがあるから、なんだか昨日は生きた気がしませんでした。
祖母には医者からの話は伝えていないみたいなので
今日も病室から電話を貰って話したとき
私は元気いっぱいで話しました。
祖母が元気になってくれるように
私も精一杯元気でいないとねぇ。
明日は日曜、家族でお見舞いに行こうと思います。
うちにいた時に撮った写真を現像して持って行ってあげよう。
私には何が出来るかなぁ。
子供たちの笑顔を見せてあげる事かな。
今日は6キロも体重が減っていて先生が心配していたんだよと
母が病室から出てから話してくれました。
入院一日でそんなに体重減るの?
やはり不安です。
苦しかったんだろうなぁ。
そんな足の不自由な祖母が
地震、避難所生活、うちでの生活、引越し・・・
どれも大変だっただろうなと思うと
本当に心が苦しいです。
まだまだ避難所生活の方も沢山いらっしゃるし
祖母はそれでも運が良かったなぁと思うんだけど。
でも、会いたい時に会えないこの距離。
凄く凄くもどかしいです。