一時帰国中の沖縄から宇宙の子マサです！
元々、お名前や『１.５億人のインド仏教の頂点に立つ日本人』がいることは知っていたのですが、
YouTubeで成田悠輔さんとの対談を見てから、
ふと動画を検索したことで、
その生き方や在り方に今僕が心を奪われ、パワーをいただいている存在が、
日本人でありながらインド仏教の高僧である『佐々井秀嶺』上人です。
普通、お坊さんというと、真面目で常識的なイメージがあったりしますが、
佐々井さんの青年時代は破天荒で、とにかく苦悩に満ちていて、
その悩み方は尋常じゃなく、
『何のために生きているのか』
と心の奥底から湧き上がる苦悩に苦悩し、
あちこちで大暴れしては人に迷惑をかけ、
女性を見ればみんな好きになり、
酒に入り浸り、落ちぶれ、
一切を捨て僧になり、修行を積み真人間になろうとお寺の門を叩きますが、
『高校中退では...』と、どこのお寺にもあしらわれ、
人を救うはずの寺にさえ救いがないのか...と絶望し、
死に場所を求め、自殺未遂を繰り返します。
そして今度こそと３度目の自殺の場所に選んだ山梨県にある山『大菩薩峠』
その崖から飛び降りようとした時のこと。
『待て！』と止める声がし、しかし振り返っても誰もいない。
すると声は続けた。
『お前は今死んだんだ』
『俺が今、死んだ？』
『そうだ。そして生まれ変わった。今のお前は生まれ変わったお前だ！
もう過去はない。大菩薩峠がお前の生まれた場所だ。
だから過去はもう振り返るな。将来に向かって進め！』
そして声は途絶えた。
しかし峠を下る途中で佐々井さんは力付き、倒れてしまい、
発見した村人に近くのお寺に運ばれます。
そのお寺の和尚さんとの出会いで、佐々井さんの人生に遂に光が差し始める。
お寺での修行が許可され、
佐々井さんは気が狂ったかのように、山での修行に打ち込んだ。
そうでもしないと次から次へと浮かんでくる煩悩に自殺をしたくなるからだ。
それからタイでの仏教の留学のお話をいただき、
新天地のタイへ渡るも、色恋沙汰に翻弄され、危うく殺されかけ、
頂く贅沢な食事とコカコーラで体はぶくぶく太り、
２年の任期の終わりに、
『このまま日本に帰ったら後悔しか残らない』と行き先をインドに決め、単身渡ります。
この決断から佐々井さんの人生は、
消滅しかけていたインド仏教を再興し、
人々のために日夜、汗水を流し、
遂には時代を動かすほどの巨大なうねりの中心人物と成って行くのです...。
気になった方は、この続きはぜひ、
こちらの書籍にユーモアいっぱいで書かれてあるので、読んでいただきたいのですが、
（Kindle Unlimitedだと無料で読めますよ）
読み進めながら思ったのは、
間違いなく日本の歴史に残る人物で、
『なんでこんなにすごい日本人が、日本ではそんなに有名じゃないんだろう？』
と言うことと、
久しぶりに、目標となる人物に出会えた喜びと感動でした。
僕も今はバリ島で社会の役に立ちたいと歩き続ける人間として、
佐々井さんのように頭に届く知識や言葉ではなく、
人の心に届くような『人生で語っていける人間になりたい』と、
改めてこの道を歩き続けたいという意志が強くなりました。
佐々井さんの生き様に触れ、やはり思うのは、
道を開く人というのは、
人生のどうしようもないような苦悩の前で、
例えば本を読んで頭の中で解決しようとしたり、
苦悩そのものを消そうとするというより、
その苦悩をどうにかしようとすることによって人生に行動を起こしている、ということです。
その行動とは『逃げる』とも言えるかもしれないし、
『行動しよう』というポジティブな動機より、
少しでも、目の前を塞ぎ、息も詰まるような苦悩から解き放たれるために、
そうせざるを得ないからそうした、とも言えますが、
今、人生の大きな苦悩と向き合っている人は、
その苦悩によって、自分の足を、どこか望む場所へと向かわせて行きましょう。
人より頭が抜き出た人に共通しているのは、求道への執着・執念の強さです。
そしてその、人生のどうしようもない苦悩のかたまりがエネルギー源だったりします。
動画を見ると、その人情や義侠に溢れたお人柄がわかりますよ。
宇宙の子マサより
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宇宙の子マサの簡単活動履歴
インドネシアの観光創造経済大臣とコラボレーションさせていただきました！
国営放送や『CNN TV』など連日ニュース番組に取り上げられる。
バリ島の新聞で２度のトップニュース。
アメリカの『The Atlantic』イギリスの『The Guardian』、
オーストラリアの『Daily Mail』など世界80超のWebメディアに登場。
バリ島のウルトラマン。