「人の気持ちになって考えてみなさい。」


これ、皆さん一度は言われた事がある言葉じゃないですか?

お父さんお母さん、先生、恩師、先輩、上司、etc...。


そして多分ですが、当時はそこまで胸に響いた方も居なかったんじゃないかな?

少なくとも僕は響かなかった人の1人でした。


ただ最近ね。

よく思い出すんですよね。

俳優として、芸能人として生きてきて、

自分が好きな歌や演技をして

これを誰が見たいんだよ。

この歌を誰が聞きたいんだよ。


「自分が欲しいと思う様な歌を書きなさい。」


と思って歌詞を書いたり、作曲者と作ったり。


演技もそう。

この監督の世界の中に、自分と言う俳優がこの役で入り込んできて、合体した時に、視聴者は何が見たいんだろう?


俳優として


「自分が見たくなる様な演技をやりなさい。」


なんだよね。



なんでいきなりこんな事を言い出したかと言うと、看護学生をやっていても人の気持ちって凄く大事な場面が多くて。


僕が仮に色んな技術をしっていたり、成績が良かったとしても、人の気持ちを分かろうとしていなかったら大切な所を沢山見落としてしまう。


僕は小さい頃から病院育ちだから、尚更分かるんだけど

大好きな看護師さんは何故か必ず皆

「同じ人」に見えた。

髪色、匂い、性格、

何故か皆似てた。

黒い髪で1つ結びで肩ぐらい。

気絶してる僕が一瞬だけ目を覚ます時に必ず目の前にあるのは看護師さんの手首部分だったんだけど、好きな看護師さんは何故か毎回、手首から同じ匂いがする人だった。そして性格は決まって優しい人。


(僕が小さい頃から好きな女性のタイプは黒髪、セミロング、優しい。

なのも、もしかしたら看護師さん達から来てるのかな。)


でも今、僕も看護学生になって手を洗う時は必ず手首まで洗う様にしてるんだ!

僕と同じ様に思ってる患者さんがいる可能性があるから!

患者さんは頭を抱かれた時、髪を洗われてる時とか。

意外と手先より手首の方が顔に近い事が多いから、良い匂いや清潔にしてると気持ちが落ち着くよね。僕はそうだったもん。

自分がされて嬉しかった事を引き継ぐ。

最近の流行りです。


小さい頃から言われてる言葉のに、大人になってようやく理解出来た言葉。