【2023シーズン終了】今季の総括と来季への提言 | 「我道邁進。」~where are you going~

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画像は埼玉西武ライオンズ公式HPより

 
10/10の楽天対ロッテの試合を以てパ・リーグのレギュラーシーズンの全日程を終了し、ライオンズは65勝77敗1分けの5位で終えました。
個人的にはリーグ優勝しても簡単に日本シリーズに進めないCS反対派な自分ですが(笑)、昨日の最後の最後でCS進出が決まるというシビれる展開は羨ましいねえ。
 
閑話休題。
 
今年のライオンズは森友哉がFA権を行使してオリックスに移籍し、獲得を目指していた近藤健介にはソフトバンクに搔っ攫われ(ライオンズ確定報道したzakzakを一生許さん)、WBCで源田が負傷してしばらく不在、そして山川がアレでシーズンほぼ全休とロクな事が無かったシーズンでしたね。
 
投手陣は髙橋光成・平良・今井と二桁勝利投手が誕生しましたが、隅田は10/1の最終登板で僅差で敗戦投手になり10勝目には届かず「二桁勝利カルテット」はなりませんでしたがそれでも先発投手陣はよく頑張ったと思います。中でも先発転向した平良が1年目で規定投球回をクリアしたのは及第点と言うより合格点。しかしその平良が抜けた事によって中継ぎ陣にしわ寄せがきて、結果的に森脇や佐々木健が戦線離脱し復帰は再来年と言ったところか。
今季100ホールドを達成した平井が国内FA権を取得しましたがこれまた頭の痛いところ。増田はそろそろ抑えがキツくなってきてるんじゃないかと思うし、抑えを剥奪しなきゃいけないところまできてるのではないかと思います。個人的には水上を推したかったのですが2年目のジンクスにどっぷりハマってしまったので(苦笑)、シーズン後半から加入したクリスキーやシーズン途中に支配下登録され最終戦にプロ入り初セーブを挙げた豆田でも面白そう。
 
野手陣は森と近藤に逃げられたならトレードや新外国人選手の獲得に即座に動かなかったのは毎度フロントの鈍感さを感じずにいるんだよね。ペイトンやマキノンではてんで物足りなかったですし。序盤の源田の穴は滝澤とルーキーの児玉でカバーしてきましたが守備は遜色なかったけどそれ以外が物足りなかったという印象ですね。
オープン戦で根気よく起用を続けた西川愛也がキャリアハイの成績を残しましたし、開幕スタメンを果たした山村は壁にぶつかり2試合で抹消されましたが終盤に再び一軍に昇格しプロ初安打にホームラン2発と非凡なところを見せてくれました。もし山村が出場機会を増やすなら手薄かつドングリーズと揶揄された外野手に挑戦するのもアリだと思うよ。
捕手陣は古賀・柘植・古市の3人体制で固定するべき、とは思ってる。佐藤龍世を「3人目」で使うオプションもあったけど実質2~2.5人にしかならないしあくまで捕手が足りなくなった時の最後の手段で良いと思うんだけどね。
 
山川がアレで球団から公式戦無期限出場停止のペナルティを受けて、公式戦ではない宮崎でのフェニックスリーグに出場し久しぶりの三塁手も経験したのですがこれまでの一塁・DHに加え三塁も激戦区。果たしてどうなるんですかね。とはいえ山川もFA権を取得したので日本シリーズ終了後、行使するかを含めて不透明ですが・・・。
 
さて本日、2024シーズンコーチングスタッフが発表されましたが毎年ガッカリさせるよな・・・。