「パパー!!火事火事!!大変!!」








「何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」







寝ている私の耳に飛び込んできたのは妻からの信じられない言葉でした。





「何処や!」





「お姉ちゃんの部屋あ!!」


(何い!!自分の家やないか)




とにかく、バスタオルを持って2階に駆け上がります。



長女の部屋に入ってみてびっくり。


部屋の中は煙で真っ白


ベッドの上に火柱が


天井まで届きそうな勢いで


上がっているではないですか?





あわててバスタオルを手に火を消し止めようとします。


もう、熱いとかいう感覚は無かったですね。



とにかく火を消さないと。




ところが、何が大変って煙。



目は痛いし、息は出来ないし、


ゴホゴホ言いながらも、とにかく必死です。





(ここは子どもの部屋なのに……。どうやって火がついたんだろう)

火を消しながらそんな事を考えていました。






妻が洗面器を持ってきてくれたので、

ようやく水をかけることが出来て火は鎮火。




ふうっ!!





幸いにも火は消えました。





ベッドの上の布団が燃えただけで済んだのは不幸中の幸い。






でも、何故子どもの部屋で、火の気なんて全くないのに……。







妻が言いました。





「コレや!!」






子どもの読書用にベッドにつけていた電気スタンドです。



実物とは違いますが、こんな感じに電球がむき出しになっているタイプのアームライト



べッドの縁にそれを付けて漫画を読みながらそのまま寝るのがいつものスタイル。




うちの子はよくそれを点けたまま寝てしまうことが多いのですが、

どうやらそれが原因のようです。




電球に燃えた跡があります。



しかもそこに燃えた髪の毛がついています。





どうやら、




電気をつけたまま寝た



娘の髪の毛が電球に接触



娘の髪の毛が燃える



布団に燃え移る



更に燃え上がる






というのが今回の火事の原因だと思います。




考えただけでもゾッとします。





朝方だったので、眠りが浅かったから起きれたようなものの

これが真夜中だったらとか……

あと2.3分遅れていたらとか……




娘の頭の毛から燃えてるんですから……

(後頭部がチリチリ)




しばらく震えが止まりませんでした……。


今年は泥棒に入られたり 、火事になりかけたり……。



うーん。

何かあるな我が家には……。





皆さん

くれぐれも火の用心は

お忘れなく……