2022年11月5日

鳥栖vs広島 2ー2

 

最終節を引き分けで終わらせたサガン鳥栖

ここ数試合、特徴を出せず、苦しんだ試合が続いたが、

最後は鳥栖らしい激しい試合を見せた

 

広島相手に、2点リードを許すも、追いつく試合を見せた。

ただこの試合ではどんどんと人が飛び出す、そしてパギを含めて

前に襲いかかるようなプレーは鳥栖らしい試合だったと言える。

 

もっと上を目指せた気もする。

でも、今シーズンの始まりを思えば本当に苦しい立ち上がりだった。

 

ほとんどの選手がいなくなり、

その上で監督も変わった。

 

そんな中で、誰よりも前に行く、前に人数をかける、そこから逆算したサッカー

それは間違いなくJリーグに旋風を巻き起こしたと言える。

 

後半少し勢いを落としたとはいえ、

それは間違いなく、心に残るシーズンだった。

 

川井監督がキャンプでこれだけ落とし込めたことは奇跡に近い。

彼の哲学と、九州という土地柄を考えてのアグレッシブなサッカー

 

川崎、横浜FMにも正面からぶつかる鳥栖は、完敗する試合もあった。

それは、技術や個々の質を「隠さない」戦い方だったから。

 

それは優勝を目指すには必要な痛みだった。

それを踏まえて、最終節を見れば、間違いなく期待が持てると言える。

 

もちろん苦しむ試合も増えるだろう。

質を隠すような戦術もある。

しかし川井監督はそれを選ばないだろう。

 

なぜならば、隠す戦い方は、個々の成長を止めてしまう。

それで良い、となってしまう。

そして、きっと優勝はできない。

 

「まぁいいチームだよね」

「地方で頑張ってるね」

「良い選手を移籍させてるね」

 

そんな評価をきっと川井監督は求めていない。

 

 

「唯一無二」

 

 

それを目指しているのだ。

 

 

ならば僕らはその道を見届けよう。

 

最大限の期待と、希望と共に。

 

 

改めて

 

サガン鳥栖に関わる全ての人に

 

 

2022年 シーズン ありがとう。

 

 

感謝