長男がODを発症してから、もうすぐまる8年。
高1だった長男は、周りと4年遅れで進学した大学で無事に2年生になった。
中2だった次男は大学4年になり、今は中学の先生を目指して教員採用試験一次試験の結果待ち。
長男の体調に合わせて、この8年、次男は行動が制限されたり、感情を抑えてきたことがたくさんあった。
それは娘も、他の家族もしかり。
昨晩、次男が長男にあることをきっかけに「当たり前だと思って、感謝や悪いなぁと思う気持ちを忘れてる」と話し出した。
長男の病気について、兄弟でこんな風に話したことは、実は今までなかった。
匂いや音、汚れに敏感な長男が、それなりに過ごせるように、次男は次男なりに、他の家族は家族なりに、気をつけるのが普通になっている我が家。
でも、それについて、きちんと話したことはなく、お互いに知らなかったこと、分からなかったことに気づく機会になったらしい。
私もこんな機会を2人がもってくれて何だか肩の力が抜けた気がした。
『共生』していくためには、こうやって話すことも大切。
こんな風に話せる状態、状況がきてくれてよかった。