シャーベットカラー

ピンクの濃淡にグレー合わせ

ベージュには淡いピンクに淡いグリーン合わせ

ドリスはプリントやチェックとかの柄と柄を合わせるのがめちゃ上手いけど

こういう微妙なカラーリングも上手いのよね〜

グレーにピンクにもしゃもしゃ芝生グリーン合わせ

ピンクシャギーコートなんてちょっとビックリ‼️

デニムのラップタックスカート、売れそう

キャメルのウールコートの袖にはデニム

裾のゴム始末がカジュアルでいい感じ

高そうなんだか安そうなんだかの微妙な🧶

ドリスも透け透けシアースカートね

サテンのクルーダウンジャケットがカワイイバランス

キャメルにグリーンね

ドリスらしいグリーンの大柄チェックパンツに

ブリティッシュチェック合わせ

ブリティッシュチェックの超コンパクトマキシコート

ブリティッシュチェックの袖にはインポート風キラキラ素材

デニム合わせがナイスバランス

ブリティッシュチェックスーツにキラキラビジュー

キラキラカラージャケットにブリティッシュチェックパンツ

デニムのバミューダショーツね

ブーツ合わせならいい感じ！

パネルプリントにビジューした凝りスカート

ブラウンコートにピンクのペンキ塗ってその上からブルーのペンキか

筆書き風プリントにもビジュー

バックロングTシャツにもビジュー

パープルサテンジャケットにデニム袖ね

デニムのワイドシルエットパンツ

こういうの売れるんだろなぁ

ドリス・ヴァン・ノッテン様

　脱ぎかけ、あるいは着かけたかのような中途半端なレイヤード、きらきらとした装飾とトラディショナルな素材のコントラスト、そこに、パステルから深みのある色までを組み合わせていく。ファスナーで変形した重ね着できるスウェットアイテム、スリーブがそのままストールとなって襟元を覆うアシンメトリーレイヤード。重ねるアイテムが、アシンメトリーだったり動きがあるような不定形なフォルムだったりするせいか、アブストラクトな迫力を宿す。

　ラメニットのギラギラした光沢とフェイクファーのふわふわとしたタッチ、プリンス・オブ・ウェールズチェックのジャケットのビジューの袖切り替え。キッチュな要素とラグジュアリーな装飾、トラディショナルな素材、構築性と抽象。いくつもの要素がたくさんの色と重なりあいながら輝く。まるで、一つひとつのルックの持つ多様な美を称賛するかのようだ。そのキーワードとなったのは、「矛盾の心地よさ、優しさと強さを併せ持つフェミニニティー、控えめでありながら大胆な、言葉では表現できない神秘性」といったもの。

　ドリス・ヴァン・ノッテンが退任する。3月19日夜、退任レターが届くとニュースは一気に拡散し、多くのファッション関係者がSNSに上げた。その反響の大きさにブランドを愛する人の多さを感じた。

＝《関連記事》ドリス・ヴァン・ノッテン退任　25年春夏ウィメンズはチームで

　6月末に発表する25年春夏メンズコレクションが、彼による最後のショーとなる。すなわち、ウィメンズコレクションは2月末に行われた24～25年秋冬コレクションが最後となった。最後とは知らされぬまま披露されたコレクションは、きれいな色が重なるドリスらしい美しさに満ちていて、多くの人の心をつかんだ。

　86年のデビュー以来38年間、鮮やかな色や柄、インドで施される刺繍を組み合わせたコレクションで魅了し続けた。レザーグッズを主力とするブランドが増えるなか、服を柱とする数少ないファッションデザイナーとして際立っていた。

　特にここ数シーズンは、服への愛情を強く感じるコレクションで引き付けた。24年春夏は「見たことのない、ありふれたもの」をテーマに、日常を彩るスタンダードな服に新たなエネルギーを吹き込んだ。愛着をもって服との関係性を築くことの幸せに改めて気付かされるシーズンだった。

　SNSマーケティング全盛のファッションウィークのなかで、真摯（しんし）に服と向き合う姿勢にファッションの未来の可能性を感じた。そのデザイナーが退任することは、ファッションウィークの歴史における一つの転機といえる。

　後任デザイナーは今後、適切なタイミングで発表される。服作りとその姿勢は、彼とともに仕事をしてきたスタジオチームが継承する。ドリスは「この時に備え、しばらくの間準備してきた」とし、数年かけて盤石の体制を整えたことがうかがえる。今後の仕事にも期待したい。

　58年アントワープ生まれ。81年アントワープ王立芸術アカデミーを卒業、「アントワープシックス」の一人。オリエンタルなど独自のスタイルが評価され、ビジネスを確立した。

　ドリス・ヴァン・ノッテンが退任を発表した。6月末の25年春夏メンズコレクションをもって退任する。25年春夏ウィメンズコレクションは、長年にわたって共に仕事をしてきたスタジオチームが制作する。

　退任を知らせる「ドリスより皆様へ」と題したメールには、「アントワープ出身の若者だった私が描いた夢は、ファッションの中に何かを伝える声を持つことでした。ロンドン、パリ、さらにその先へ私を導いたこの旅を通して、そして数えきれないほどの人々の協力や支えによって、その夢は実現しました」と、これまでを振り返った。

　退任について知らせることは「悲しくもあり、同時にうれしくもある」とし、今は「新しい世代の才能がブランドに新たなビジョンをもたらす余地を残す時期が来たと感じている」という。今後は、「これまで時間を割くことのできなかったすべてのことに焦点を移したい」とする。

　ブランドを引き継ぐデザイナーは今後、「適切な時期に」発表する予定。ドリス・ヴァン・ノッテン自身も、メゾンに引き続き関わっていく。

　退任を知らせるメールの最後には、サプライヤー、アトリエ、メーカー、親会社のプーチなど、物作りに関わってきた全ての人に向けた感謝の言葉が並ぶ。

　特にドリス・ヴァン・ノッテンのチーム全員に向けた感謝の言葉が目を引く。「38年間、年に四つのコレクションを製作し、今日の成功に導く機会とエネルギーを与えてくれました」。物作りに対する真摯（しんし）な態度を見せ続けたデザイナーらしいメッセージがつづられた…