先日、断捨離しようと机の中を
ゴソゴソしていたら
息子の書いた作文を見つけました

卒業式当日の様子が
色々と浮かんできて
うるうると来てしまった

忘れられない卒業式の二つ目は
中学校の卒業式

卒業式では
卒業生代表の7人が
壇上に上がり
中学校で頑張ったことや 
先生方や両親に感謝の言葉を
述べる場面がある

その7人を決めるのは立候補制に
なっていた

なんと、うちの息子は
立候補してその7人の中に 
選ばれてしまったのだ

それには、私も
びっくりして
大丈夫かな?と心配になったが

僕はクラブで頑張ったことを
書くと言っていた

卒業式には、
卒業を迎える3年生の
元野球部の保護者は
夫婦で参列していました

式次第はだんだんと進み 
そして、いよいよ7人の代表の
発表が始まる

息子の前の順番の生徒は
同じ野球部の副キャプテンだった
キャッチャーのK君
K君の発表が終わると

息子はマイクが持てないので 
そのK君に 
マイクを持ってもらい
息子の発表が始まった

(その全文を紹介させていただきます)

僕は、野球部でスコアラーとして
三年間クラブを続ける事ができて
本当に良かったと思っている

チームワークが大切なこと
仲間を信じること
最後まで諦めないことなどを
学ぶ事ができた
仲間のプレーする姿を見て
感動して胸が熱くなったり
悔しかったりもしたけど
僕は野球部の仲間や先生方や
保護者の皆さんが応援して
くださったからこそ
頑張る事ができたと思っている

僕は3年生最後の試合となる
秋季総体で優勝して県体にいきたい!
みんなと少しでも長く野球をしたい!と
願っていた
その夢が本当に叶って
県体へ行く事ができたのは
1、2年生の頑張りもあったけど
3年生のみんなのおかげだ

土日返上で一生懸命
頑張ってきたことや
野球部の保護者の皆さんの
応援してくださる熱い思いが
一つになったんだと思う

みんな本当にありがとう

みんなそれぞれ違う高校に行くけど
僕はみんなのことを
ずっと応援していきます
みんなはめっちゃ最高です!

最後にお父さん、お母さんへ〜
三年間僕のために土日もずっと
練習や試合に付き合ってくれて
応援してくれて本当にありがとう
感謝しています
そして、これからもよろしく
お願いします

息子は時々、声を詰まらせながら
隣に立ち、マイクを持って
くれていたK君まで
肩を震わせていた
でも、しっかりと大きな声で
読んだ

もう、私は途中から涙腺崩壊〜えーん
ビデオを撮りながら
嗚咽を抑えるのがやっと

その式には
前回ブログで登場された
小学校の校長先生も参列されていた

そして、息子の野球部の入部を
認めてくださった、かつての
顧問のK先生も、短時間だったが
わざわざ卒業式に
駆けつけてくださった

K先生は
〇〇くん(息子)のためというよりは
私自身が大切なものを
見失わないようにするため

生きる力となれるように
僕は〇〇くんを応援していく…

〇〇くんやお父さん、お母さんに
出会えたことは大きな財産だと
出会いの意味を感じている…と
手紙を綴ってくださった

息子にとって
これだけ、信頼できる
師として尊敬できる人に
出会えることは本当に奇跡だと
思わせてくれる存在

息子は、それを身をもって
わかっているだけに
僕は本当に幸せ者だと
いつも、素直に喜んでいる

この、ステキな絆に
本当にありがとうと言いたい

親の私が言うのもなんですが
これだけ、真っ直ぐに
生きていける息子の心は
ぶれることはほとんどない

ひねくれることもなく
悲観することもない

今を大切に生きるという
人生の目標は
息子の姿勢を見るたびに
くじけがちな私は、息子に
負けちゃいけないと
しみじみ感じさせてくれるのだ