義母は、今日、脳神経外科の専門病院から
リハビリテーションのための病院へと
転院となりました

転院先の病院は
自宅から、車でわずか2〜3分程度の
場所にあります

退院手続きと会計を済ませて
ロビーで待ってると
看護師さんに車椅子を押してもらって
義母がやってきました

私たちの顔を見るなり
「面倒をかけてごめんなぁ…」と
頭を下げるので

思わず、手を握って
「謝らんでいいんよ。
元気になって本当に良かったおねがい
お母さん、リハビリ頑張ろうね〜ウインク」と
声をかけると
うんうんと頷きながら
「今から、〇〇病院へと替わるんじゃと。」
と教えてくれる

2週間の入院中
遠くからお母さんの姿を
パーテーション越しに
一度だけ見ただけだったので
こうやって会話が出来ることに
驚きと嬉しさが入り混じって
なんだか
ちょっと私、興奮気味(笑)

転院先の病院から
お迎えの車が来て下さり
お母さんはその車に乗って

私たちは自家用車で
転院先の病院へと向かいました

病院の受付で
旦那さんが入院手続きしている間
お母さんといろいろ話をした

「風邪ひいたんかな?声が出んのんよ。」
(口から水分も摂れないため
乾燥がひどいのも原因)

「前の病院じゃ、ご飯が出なかったんよ。」
(嚥下が難しいので、誤嚥防止のため
経鼻経管栄養中なので
栄養はちゃんと入っています)

いつもかぶっていたヘアーキャップを
持って来ていたので
お母さんの頭に被せてあげると
「鏡持っとる?」って言うので
見せてあげると
「これならええ」と安心した様子

そう、いつも身だしなみには人一倍
気を使うお母さんなので
昔から、鏡をよく見ていました

あぁ、やっぱりいつものお母さんだ!と
なんだかすごくジーンときた

医師の診察とレントゲンと心電図の
検査を済ませて
お母さんは病棟へと上がることになり

また、面会に来るからね
リハビリ頑張ろうねと声をかけました

救急車で運ばれた時
小脳とか延髄という
脳幹部の梗塞なので生命維持も危うい
いつ急変するかもしれないと
医師から言われて
不安の中にいたあの時の気持ちが
嘘のようです

脳卒中医療連携パスという
システムのおかげで
次に繋がる在宅や施設などでの
日常生活に必要な充実したケアや
リハビリテーションがスムーズに
受けられるように
急性期、回復期、在宅期と
系統化されていることは、すごいなぁと
改めて感じました

当事者にならないと分からないことって
たくさんありますね

お母さんの姿に回復力に
チカラをもらえました

お母さんに負けないように
私も頑張ろう