昨夜は仁-JIN-の総集編。病院で病院のドラマをみるのもなんだかなぁ…と思いながら、ユメちゃんはガッツリ観た。


主人公の南方先生が、江戸時代と現在を行き来し、どちらが夢かわからなくなっているところが、今のユメちゃんと重なるのだ。


かくゆうユメちゃんも、果たして本当に自分が乳ガンなのか、夢じゃないのか?と、まだ思ってしまうのだ。
だって、いまだに自覚症状なし、しこりなし。マンモ、エコー、MRIの白黒の画像だけでそう言われても…ねぇ…画像読めないし。
「この部分がガンです。」と言われたら
「へー、はーそうなんですか??」
と言うしかないものね。


先生も病院もまったく文句ないのですが、まだ信じられない。今日、手術だというのに…。ま、まな板の上の鯉の心境なのだ。


こんな時、もっとあわてるものかと思うが意外と落ち着いている自分に我ながら感心しているユメちゃん。実は、これには訳がある。私の5つの強みの一つにある「運命思考」が関係しているのではないか、と自分では分析している。
かつて、ユダヤ人収容所から無事生還した人に多いと言われるこの強み、要するに理不尽な運命のいたずらにもあがなうことなく身を任せられる、ということらしい。前向きかどうかはさておき、無駄に労力を消耗しないため精神的ダメージは少ない訳だ。

もっとも、自分が「運命思考」を持っていると認識しているからこういう自分に確信が持てる訳で、知らなかったら「私って、ちょっと鈍感すぎではないかしら?」という別の悩みがもたげていただろう。
そんな訳で、自分の強みを知っていて良かったなぁ…としみじみ思うユメちゃん。

果たして、私は本当にガンなのか?
については手術してからゆっくり考えればいいか…、鯉の気持ちでも考えようかな。