自分が病気になったことがなかったので、
お見舞いって、
行くべきなのか、遠慮するべきか
その線引きが曖昧だったが、このたびはっきりとした見解が出ましたので
書き記してみます。

ちなみに、これはあくまで個人的かつB型的見解です。


困る客
1 声がでかい客。おしゃべりな客。
2 子供。 (手術の次の日は、廊下を走っている子がいても傷にひびく。)
  自分の子供にも遠慮いただいたぐらいですよ。
3 長居する客。
4 指導する客。
5 会いたくない人。



さらに言えば、食べ物もうれしいけど、個室ならともかく、相部屋で同室に食事制限があるような場合、何か悪くて食べられないよね。
「おいしい○○持ってきたわよー」なんて言われても返事に困る。

パジャマをいただいたけど、これはうれしいし助かった。
但し、これは趣味があるので、趣味を知っているお友達ならとっても嬉しいけど
趣味の悪いパジャマは困る。

お花は、女性ならやはりうれしいです。オアシスに入っているものがよろしいです。
それでも、長くて6日で枯れます。送る時期を考えて、入院中に咲いているように送る配慮が必要ですね。



声掛けでうれしかったのは
「いつでも、困った時は言ってね」
「早く良くなるようお祈りしているね」
「がんばったね」(術後にグー)
なんていうのが、一番いいですね。



なんだか違和感があるのは、

「どうしたの、どうしてこんなになったの?」
とか言われても、理由がわかったら私も知りたいよ。


「案外元気そうで、よかったよかった。」
って、私そんなに元気じゃないです。入院してるんです。


「じゃ、頑張ってね」
って、これ以上がんばれません。


「じゃ、私忙しいから帰る」
って、忙しいならこんでよろしい!



っていうわけで、理想のお見舞いは、じゃーん!!!

よほど近しい関係でなければ、行かないこと。
決定。


近しい方ならば、大人だけでサッと言って、
「困ったことがあったら、いつでも言ってね。」
「これ、少しですが、必要なものに使ってね。」
と、現金、CASH!!
結局、何にでも化けるお金が一番邪魔にもならずうれしいものだと思います。

そして、10分で退散する。
2回ぐらい引き留められたら、あなたは来てほしかった人です。
ゆっくり、お話を聞いてあげましょう。


ちなみに、今回、私は夫・子供・実母以外全てお断りしました。
場所が胸で病気がガン。精神的にいっぱいいっぱいで誰にも会いたくないです。
こうして書いていても、実際にはまだ会いたくないのが本音です。
ただ、今書くことで救われているところもあり、今は書きたくてしょうがないです。


これだけ毒舌はいているから、元気なのかと思われる方もいると思いますが、実はそうでもない。

この私が人に会いたくないと思うのは、やはり通常の精神状態ではないと思います。