早いもので、明日、自宅訪問の日となったが、

結局、本人の意思に任せる、と言う施設の方のご協力もあり、

未だ決まらず、朝を迎えた。

 

 

すると、

久しぶりに私の携帯に朝11時ごろ

電話が来た。

 

超超久しぶりにかかってきたので、

何かあったのかなと思い電話に出た。

(超久しぶり)

 

すると、

明日は、やっぱり、この苦しさでは行かれないので延期してほしい。

 

 

とのこと。

しかも、

とても苦しそうな声。

 

そう、じゃわかったから〜

 

と言ったらすぐに切れた。

 

 

すぐに施設に電話すると、

 

午前中は特に弱気な時が多いから、そうなったんだろうと思う。

 

実際スタッフにも、行かれなさそうと何度か言っているので、

キャンセルしても良いですし、

明日の朝まで待っても良いですよ。

とのことだった。

 

すごく苦しそうでしたと言うと、

午前はいつもあんな感じですよ・・・

とのこと。

素人の私では、既にとても面倒見られるような状態ではないと実感。

 

 

そんなわけで、

夕方の16時に訪問。

 

なんと今日は娘たちが出払っていて私1人だった。

(看護師さんにはずっと付き添っていただいた。)

 

 

今日のサプライズは、

以前にお世話になった、

がんと診断してくださった先生とビデオ通話、

S先生から電話があるから、

ちょっとおしゃれしようよ、と声かけてみたら、

ベッドから上体を起こしてセーターを着ようとしたんだけど、

その瞬間、

息が酸欠になりそうになり、動けなくなってしまった・・・

 

 

これ外出どころじゃない・・・

って言うか、このまま失神するかと思ったが、

10分ぐらいマスクをつけて安静にしていたら元に戻った。

 

元に、と言っても、酸素5リットル流しっぱなしである。

相当肺が真っ白なんだと思う。

 

 

(ちなみに、私がみてない時も、トイレに行くたび

もっと死にそうになっているそうだ・・・・)

 

 

 

 

 

落ち着いたところで、口紅をさして、初テレビ電話。

先生には死ぬ前にお礼を言いたいと言っていたので、

(正直記憶は定かでないところも多々あるのだけれど、

12月の時点では、そう言っていたので)

心残りがないよう、先生に感謝をお伝えしました。

本当に優しく、全く治療しないのに2年間もみてくださった先生。

ありがとうございました。

 

大きな声が出てるねー、とびっくりされました。

 

 

そのあと、

声が出てきたので、

ついでに私のいとこにも電話して話しました。

こう言う時にまとめて・・・・

 

 

というのも、

私の面会に合わせてオキノームを飲ませてくれていて、

面会時に苦しくないようコントロールしてくださっている。

だから、私がいる時の方が、

人と話す力があるのだ。

 

すると、とても元気そうに話すので、

電話では、体調がそんなに悪いことは、相手に全くわからない、今でも。

 

 

 

 

 

 

それと、31日に撮ってきた家の写真と動画を見せてみたら、

 

 

なんと、

 

 

これって、

私が入院してから撮ったの?

 

 

と言われて、

 

 

あ、これも忘れているのか!!

 

 

しかし、

 

 

忘れているので、また感動してくれた。

 

 

まあ、これで良いのかもしれない。

 

 

そういえば、

 

 

お部屋用のポータブルトイレ、(椅子にしか見えないタイプ)

が、片付けられていて、なくなっていた。

(もちろん、おむつも拒否)

 

 

どうしても使いたくないということで、

スタッフも説得を断念したらしい。

よって、トイレに行くことは、

今の母には命懸けの行為となっている。

私も、これはもう、母の生き方なので、

トイレに行くために転んだり死んでしまっても、

もうしょうがないと諦めている。

施設の方にも、責任追及したりしません〜

 

こんなに短期記憶がないのに、

プライドとか信念とかは、

忘れないもんなんだね・・・・

 

 

食事は、

朝、塩かゆと、おかず6割ぐらい食べたとのことだった。

昼は調子悪いとダメだったり。

 

食は明らかに減退している。

 

 

そうそう、今日は朝の10時にアメリカの叔母からも電話があったようだが、

5分ぐらい話しただけで切った様子。

おそらくこれが最後なんだろうな・・・

 

 

 

最近の状況として・・・

何より、日記を書かなくなった、というか、書けなくなったことが、

体力が衰えたことを象徴している。

しかし、日記を見ないことで、

心は穏やかである。嫌なことを思い出さないので。

元気で生きていることが、

彼女にとっては心穏やかでなくなることをしてしまうという、

パラドックスの中、長い間生きていたわけだが、

字が書けなくなってようやく安泰の時間となっている。

一月前に比べて、ずいぶん心が安定してきていて、

私にも攻撃的にならないので、

以前より話しやすくなり、怖くなくなりました。

これぐらいの人だったなら、もう少しお世話することもできたんだけどな。

でも、これ程まで肺が真っ白にならないと

手が付けられない猛獣ぶりが続いていたってことか・・・・

いやいやーー、本当に難しい人だす。

 

 

 

 

そうそう、自宅から辞書を持ってこいと言われたので持ってきて飾ったり、

新聞が毎日読みたいわ、とか、

テレビで言ってる言葉の意味がわからないとすぐに辞書で調べますの!

とか未だに言っているんだけど、

それは、イメージです。

実際には、テレビは聞いても右から左のようです。

セルフイメージでは、知的な人みたいです。

それは、昔からそう思っていたことなのか忘れていません。

 

 

最近は、24時間いつ電話がかかってくるともわからないので、

常に緊張しています・・・・

 

 

 

 

 

今日はカレー作りました

これが今日の私の家の話じゃー

 

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