こちらの動画は、
一見、
動物が、動物を 思い遣る
微笑ましい動画に見えますが、




こうして、
ケガや疾患のある動物を



他の動物に近づけては
いけません。




私の実家の近くに
コーギーとミニチュアダックスの
多頭飼いがいました。




ダックスの腰の部分には
私のゲンコツほどの
大きなケロイドがあり、


赤く、皮膚がズル剥けて
膿んでいました。



その患部を
コーギーが舐めるのです。




飼い主のオジサンは
笑いながら
[優しいんだよ~]など
呆れた発言をしていました。




この動画をみても
雑種犬が、仔猫の患部を
舐めています。



これは、
人間からすれば



痛いところを
撫でているかの様に錯覚して、




【痛みを判ってあげて優しい】と
単純な感情が芽生えて、
微笑ましく見えるかもしれません。



正しいのは
2頭を完全に離して、



【しっかり隔離する事】です。



舐められてしまうのは
患部の【血液】や【膿み】に
他の動物が
反応してしまうからです。




ご存知の通り、
犬の  口の中は
バイ菌の宝庫です。


その口腔内の汚ない舌で
ベロベロ
舐めつづけられていたら




患部は悪化して、
薬を塗布しようが、
通院しようが、
一向に、治る訳ありません。




多頭飼いしてると
どうしても、
いつも通りにしてあげたい、



同じ環境にしてあげたい、と




飼い主の感情が
優先してるように思えます。



しっかり隔離して、
【離しておく】のが大事。