アメリカは今ちょうど
大晦日の夜ですが
日本はもう新年ですね。
明けまして
おめでとうございます〜
たまにはお正月
日本で過ごしたいなぁ
さて
今日はアメリカ人ママ友で
やっている人の多い
Direct Selling
というものについて
興味深いなと思ったこと等を
書いてみようと思います。
Direct Selling というのは
店舗などを通さずに
直接、消費者に商品を売ること。
この販売方法を取っている会社って
アメリカには沢山ありまして....
興味深いのは、販売員たち。
例えばママ友とか、ご近所さんとか
ごく一般の人たちなんですが
その会社の商品がとても好きで
販売員をやっているという人達です。
基本的には無給なんですよ。
もちろん、商品を売れば
少しは歩合が入りますけど
微々たる金額で
それで十分食べていけるほど
儲けることは難しい
わずかの利益率です。
なのに何故みんな
Direct Selling の販売員を
やるんだろう?
例えばうちのお隣さんは
Origami Owl
やってるんですよね。
とっても可愛くて
ペンダントトップがぱかっと開いて
中に色々自分で選んだ
チャームやストーンを
入れられるんです。
ペンダントトップもチェーンも
もちろん中のチャームを
無限に種類があって
キラキラしてて
ゴージャスで
とっても可愛い
で、また別の友達は
Trade of Hope っての
やってまして
これは、後進国の
女性差別等によって
虐げられている貧しい女性を
救済する要素の濃い
女性の平和活動家たちによる企業。
メインはアクセサリー関係なんですが
とってもおしゃれで素敵です。
私も下⇩のやつとか
他にもいくつか持っていますけど
ナチュラルにに服に馴染む
合わせやすさがあって
気に入っています。
素材も面白くて
例えば上のブレスレットは
雑誌のページを細く切って
くるくる巻いたものを加工して
作られています。
で、また別の友人は
Lu La Roe
ってのを
やってましてね
これは衣類なんですけど
めちゃめちゃ生地の質がよくて
着心地がよくて
かわいーんですよ
とにかく肌触りがよい生地で
シワにもならない上に
洗濯機でも丸洗いOK
ふわっと体型を隠してくれる
デザインも多くて
種類も豊富で素晴らしい。
Lu La Roe の面白いところは
生地を
販売員が選べないところ。
スタイルは指定できるけれども
どんな色のどんな模様が
会社から送られ来るかは
箱を開けてみないとわからないんですよ。
だから買い手の私たちも
サイズやスタイルは選べるけど
色や模様は
その販売員が在庫として持っている中から
選ぶしかないんです。
なので沢山の販売員を知っていれば
それだけ沢山のスタイルや生地を
選べるということ。
また、誰かを同じ色や柄のものが欲しいと思ったら
それを手に入れるのは
至難の技だということ。
それこそ全米のLu La Roe 販売員を
FaceBookなどで一人一人当たって
探すしかありません。
私はねー
初めにこのシステムを聞いた時
えーって思ったんですけど
意外に自分には
このシステムが合っていたようで
今はとっても楽しくお買い物してます。
なぜかというと
私は似たような色や形の服ばっかり
買っちゃう人なんですよ。
冒険ができないタイプっての?
無難なものをいつも選んじゃう。
でもLU La Roe でお買い物すると
あるものの中から選ぶから
あーもーしょうがないから
これでいいや!みたいな感じで
選ぶんですけど
家に帰って
クローゼットで手持ちの服と
合わせたりしていると
今まで自分には発想がなかった合わせ方とか
取り入れ方が見えてきて
なんかちょっと開眼した的な?
これがまた刺激になって
とっても楽しいのです
下はLu La Roe の
Julia というスタイルのワンピ
この女性はぴったりめを着てますが
ワンザイズ大きめを買って
ゆったりめに着ても
下に長袖シャツや
タートルネックを着ても
すごく上品で素敵です。
下は
Irma というスタイルのシャツ
Lu La Roe の服はどれも
素材に伸縮性があるので
いろんな着こなしができちゃうのです。
ネットで自分流着こなしを
アップされてる方が多いので
そういうのを見て参考にしたりするのが
また楽しいのですよ〜
さて気になるお値段ですが
Origami Owl にしても
Trade of Hope も
Lu La Roe も
とても良心的なお値段。
で、その値段の割に
質がすごくいいです。
特に、Lu La Roe の生地は
すっごくいい
前に一度
あのプリンセスケイトがお好きな
イギリスのブランドReiss で
200ドルのワンピを
買ったことがあるんですけど
確かに手触りは良かったですよ。
でも洗濯は絶対手洗いって
書いてあったの。
んで、ある日間違えて洗濯機に入れたら
穴が開いてボロボロになった
で、このLU LA ROE の生地
Reiss の
$200ワンピを思い出させる
手触りの良さなのに
洗濯機丸洗いOKなのよー
これは小さい子供がいるママには
有り難いわよね
しかもどれも大体$30−40前後だし。
とにかく伸縮性がすごいから
妊婦さんにも超お勧め。
なんかもぅ
お前はLu La Roe の販売員か?
ってぐらいの勢いですけど
今のところは全然そんな気は無くて
ただ楽しくお買い物させて
もらってるだけなんですが
先日パーティをホストしまして.....
Origai Owl , Trade of Hope , Lu La Roe を
3つ同時にホストしたんですけど
これがなかなか楽しかったです。
Face Book なんかで
自分のお友達なんかを呼んで
商品を見てもらうんですね。
もちろん買わないといけないような
雰囲気にはしないように
こちらも十分気を付けますし
何も買わなくても楽しめるように
食べ物や飲み物などを用意したりして....
Direct Selling はこのように
お友達や知り合いなどに
ハウスパーティをホストしてもらって
商品を紹介したり
売ったりするんですね。
アメリカは基本家が広いし
元来アメリカ人パーティ好きな人種だから
こういう販売方法が受けるんですね。
私はここ2、3年で
Direct Selling で商品を買うのが
もの凄く好きになったんですよ。
その理由なんですが.....
理由1)質が良い
値段に対して質がとても良いのです。
それもそもはず。
物を作って売る際に
大きくコストがかかるのは
パッケージング
輸送
店舗維持費
人件費
マーケティング、セールス、宣伝費
の主に7つなのですが
これらを全てを
販売員が無償でやる
てことなんですよ
Direct Selling って言うのは。
Direct Sellingの販売員は
自分の家を店舗にして
在庫を保管し
自分でSNSなどを駆使して
マーケティングや
セールスを展開し
商品を消費者の所まで
配達するわけです。
だから企業は
販売員にお給料を払わなくてもいいし
店舗を持つ必要もない
自分たちで宣伝や
マーケティング、
セールス戦略を立てる必要もない
浮いた予算を
商品のクオリティのために
使うことができるんですね。
理由2)凄く感謝される
普通に店に行って何かモノ買っても
アメリカのカスタマーサービスなんて
そもそもクソだから
感謝のかの字も
感じないじゃないですかー。
でもダイレクトセールでモノ買うと
売り手さんにもの凄く
感謝されるんですよねー
またパーティで買えば
そののホストさんにも
凄く感謝されるし、
また、自分がホストすれば
販売員から感謝されるし。
感謝されて買うって
気分いいんですよ。
だからその物を身につけている時も
心が豊かになるっているか
とても気分がいいんです。
理由3)ネットワークが広がる
Direct Selling のパーティをホストしたり
販売員から商品を買ったりすることで
そのひと自身と仲良くなれたり
またその人に付随する人達とも
懇意になれたりします。
特に今の私なんて
Lu La Roe 好きな人だったら
全然知らない人でも
2、3時間Lu La Roeネタで
楽しくおしゃべりできると思う。
でね、こういうDirect Sellingやってる人
ほぼ9割合で
Stay Home Mom
なんですよね。
で、なんでみんな
Direct Selling の販売員やるんだろう?
って考えた時に
結局はこれなのかな?と。
やっぱ育児中の専業主婦って
社会とのつながりっていうか
外に出て大人の付き合いや会話をする機会が
希薄になりがちだから
きっと本人たちも
楽しみ半分でやってるんだろうなって
そういう気がします。
社交の延長みたいな感じ?
それでちょっとお小遣い程度でも入るか
商品が割引になればいいかな?
ぐらいの感じ?
あと、研修って言うか
販売員たちの集い?的なものが
年に何度かあって
そういうのをでっかいホテルとか
借り切って
やるらしいですよ。
そういうのに出かけて
他の販売員さんたちと
お友達になったり
情報交換とかするのが
また楽しいんだって
今日も
Trade of Hope のジェニファーが
ちょっとうちに来てたんですけど
「明日からフロリダで
2日間研修なのー
すっごく楽しみー
せっかくだから家族で行って
WDWも満喫してくるわー」
だって
いいなー楽しそう〜
ちょっと羨ましいような気も。
でもやっぱり自分は
販売員はできないなー
時間と気力がないわ。
ちなみに最近、別の知り合いが
Lu La Roe の販売員始めたんですけど
スタート資金5000ドル
ですって
つまり、まず 5000ドル分の在庫を
Lu La Roe から買わされるとこから
始めないといけない
ってことですよ。
やるな、Lu La Roe.....
例え販売員が増えれば増えるほど
Lu La Roe も服売れるし
販売員が潰れても
Lu La Roe 側には
何の損害もないわけだ。
店舗持って社員やバイト抱えると
やれ保険だ、有給だ、訴訟だ、過労だって
アメリカ人文句だけは盛大に言うから
管理と維持だけでも大変だからね。
おっと今日は字数制限で
クルーズ記事を書けなくなってしまったー
それはまた次の記事で.....