改めまして、みどりです。

 
わたしは、ファッションが得意です。
好きではなく、得意。
 
人生の大半をファッションに費やして来ました。
 
わたしにとって必要で、時間をかけるべきもので、いつしかそれが仕事になったからです。
 
子供時代。倹約家の両親の元に育ち、自由に服を買ってもらえませんでした。
 
母のお下がりやおばあちゃんから送られて来たBeBeの服、生協のスニーカー。
 
母は元来おしゃれな人ですが、あるものでなんとかしよう、なるべく生活を切り詰めようとしてくれていたのでしょう。自分のファッションも後回しをしているのを見て、わたしのを買ってとは言えなかった。手持ちのアイテムだけでおしゃれしたくても、とてもとても無理がありました。
 
中学生になり、どうしても我慢できず、なんとかおねだりしてたまに近所のショッピングモールで自分で選んだ服を買ってもらい始めると、放課後の男子の目が違うことに気がつきます。
 
「なんかお前、学校と塾と雰囲気違う」
 
それは当然。
だってわたしは自分に似合うものしか着ていないから。
 
当時から、取り立てて外見に目立つ所のない女の子でした。ブスではないけど美人でもない。今でこそ自分は美人だ!と美に奮闘しておりますが、元々まあ普通の子です。だけどわたしは、可愛くなりたかった。そして、目立ちたかった。
 
中学生。決められた制服を着て、指定の靴下と靴を履いて、髪の毛をみんなと同じように結わえたら、全く魅力的でないし、目立ちません。
 
だけどジャケットを背中心で解いてウエストを摘み、
スカートの丈を詰め、
シャツの襟元にワンポイントの刺繍を入れ、ボタンの色を変え、髪型をちょっと変えて、ヘアマニュキュアで髪に赤茶を色を入れると、
 
すごく可愛くなりました。
(髪色は先生に怒られたけど)
 
目立つのが大好きです。そして褒められるのも大好き。何より、みんなに可愛がられるのが大好きでした。おしゃれなみどりちゃん。そう言われるのが嬉しかったし、センスを褒めてもらうのも、共感してもらうのも、嬉しかった。
 
クラス1.2を争う可愛くて美人な女の子たちみたいになりたくて、服でなんとかなるんじゃないかって思ってたんですね。今考えるとそれだけではないのですが。これは本当にもう20歳くらいまでそう信じていたかも。だからとにかく、身なりやおしゃれは工夫しました。
 
その後高校に入って、バイトをして、毎週のように渋谷や下北沢の古着屋さんに通って、面白くておしゃれで可愛い服を買い集めていました。ギャルもやってみたけど、派手な古着系?裏原系?の方がわたしは楽しかった。
 
服で着飾っておしゃれをすれば、自分のことを魅力的に見せることもできて。
 
そんな風にファッションを心から好きだと思って傾倒したのは、高校生の頃だけかも。その後はいつしか学業になり、4年もかけて服は繊維から作ったり染料を開発したり、はたまたデザインしたり、ファッションショーを立ち上げたりとか、とにかく色々して、その後はファッションが仕事になって、生きる手段の1つになってきました。好きとか嫌いとかでなく、もう、生活に密着しているんですよね。会社員やめて、アパレル業界から離れて、起業というか独立して仕事するようになってからも、スタイリングの仕事したりしてますし。
 
なので、服のことってすごく詳しいです。
主にレディース。靴とかカバンとかアクセも。
 
メンズはそこそこですが、企画に携わっていたことはあるので、ものの良し悪しは分かります。
 
ちょっと面白くて、
華やかで、
品があって、
触り心地のいいお洋服が大好き。
 
 
気に入ってるものはそっと箱にしまっておきたいタイプなんだけど、それどこで買ってるの?とか、よく聞かれるので、これから日々のコーデを挙げてみようかと思います。次から。
 
本家ブログだと恥ずかしいからこっちで。
 
やりたい放題できるでしょ。
やりたい放題書けるってもはや貴重。
アメブロあってよかった。
 
 
おまけ。
 
今日は美人さんのパーソナルスタイリング!
銀座に行ってきた。
 
ウィンドウ眺めてるだけで幸せになるけど、素敵な服って触って着るともっと幸せになるね。
 
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キラキラこの日のコーデはこちらからキラキラ