著者:和月 伸宏


タイトル:るろうに剣心 13 完全版―明治剣客浪漫譚 (13)


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著者:和月 伸宏


タイトル:るろうに剣心 14 完全版―明治剣客浪漫譚 (14)


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るろうに剣心完全版13・14巻を購入。

今回の表紙は、当初の予想通り十本刀最強の瀬田宗次郎と志々雄真実の2人。

まぁこの巻で京都編のラストだから当然と言えば当然か。


まず瀬田宗次郎と剣心の戦いははっきり言って宗次郎の自滅。

剣心を思い通りに倒せないことに苛立たなければ、普段通りの感情欠落状態で戦っていたら・・・・・・

と思わせる内容。


完全版には載っていないが宗次郎の登場人物制作秘話で


「どんなに辛い過去を背負っていても考えることを止めては生きていることにはならない」


と語っていたが割と現実社会に置き換えてみるとはっとさせられることがある。



一方志々雄真実は一貫して弱肉強食主義者。

最後に己の業火に焼かれるまでその考えは揺らぐことはなかった。

こういう自分の主義を死ぬまで徹底していられる精神の強さは善玉でも悪役でも魅力あるものだ。


カバー裏の剣心再筆も大まかなデザイン(包帯グルグル巻き)は変わりがなかった。

どちらかと言うと衣装をアレンジした感じだった。



さてと14巻にもなると背表紙の逆刃刀も徐々に全体像が見えてきた感じだ。

14巻の終わりがもう人誅編開始だから個人的な表紙予想としては、15巻・緋村抜刀斎 16巻・緋村巴だと思う。

16巻辺りで追憶編(十字傷)まで終わりそうな感じがする。



雪代縁はもう少し後だろうなぁ・・・・・・・



人誅編は京都編に比べると人気はないが

剣心ぶっ壊れる→真実の答を見つけるという過程は中々読み応えがある。

その辺はもう少し先になりそうだが。



と言う訳でまた来月。