第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝
大宮 0-1 川崎

 

【得点者】
[川崎]
85分 谷口 彰悟

 

 

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お互いが決定機を多数外す展開で、勝ったのは良いけれど正直なところ内容は全く良くなかったと思います。ただ、ここはトーナメント大会の準決勝。内容はともかく勝てば良いのだ!と言ったところでしょうか。

 

それにしてもスタジアムは寒かったです。ここで風邪をひく訳には行かないので、用心して寝ることにします。

 

 

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クラブは生き物。

毎年、来る人があれば去る人もいる。

帰って来る人がいれば帰って来ない人もいる。

大きな飛躍を遂げる選手がいる一方で、志半ばにそのステージから引く選手もいる。

 

毎年、新陳代謝を繰り返してクラブは成長し、生まれ変わっていく。

 

在籍年数に長短の差はあれど、クラブに関わってくれた全ての選手、全ての監督、全てのスタッフたちが少しずつ積み上げて来た結果、今日の勝利が生まれた。

 

彼は怪我のため、たった1年でそのステージから身を引く決心をせざるを得なかった。つらい決断だったと思う。しばらくサッカーから離れた生活をしていると風の噂には聞いていた。

 

今回、チームが天皇杯を勝ち上がる中で再びフロンターレに関わろうと思ってくれたことが本当にうれしかった。"選手"から"サポーター"に立場は変わったけれど、それはなんら関係ない。

 

2010年に大阪桐蔭高校から入団。高須英暢、現在25歳。

フロンターレサポーターとしての第一歩を踏み出す。

 

(文中敬称略)

 

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みんなで紡いで来たクラブの20年間で初めての天皇杯決勝。

 

歴史を、創る。