韓国ドラマ『殺人者のパラドックス』完走しました~~

 

 

チェ・ウシク、ソン・ソック主演作品。

 

自堕落に大学生活を送るイ・タン(チェ・ウシク)。

カナダに渡り、心機一転を図ろうと考えながら

コンビニバイトをだらだらと続けている。

 

ある日タンの働くコンビニにやってきた男性を

間違って殺害してしまう。

いつ逮捕されるかビクビクした日々を過ごして

いたが、殺害した男性は実は過去に殺人を犯していた

事実が判明。

そして男の現在の裏の顔が見えてきて、事件は

起こるべくして起こったと結論づけられる・・・

 

タンは事情聴取を受けただけで終わったが、

新たな人物がタンの目の前に現れる。

目に障害を持つ女性から脅迫を受け、永遠にお金を

むしりとられることに絶望を覚えたタンは、またしても

女性を殺害。

これまた、女性の過去が明るみにでてきてタンには

捜査の目が向けられない。。。

 

しかし、刑事チャン・ナンガム(ソン・ソック)は

早々にタンが怪しいと睨んでいた。

決定的な証拠が出ないが、ナンガムはタンへの

違和感を拭い去れず、彼をマークするようになる。

 

タンには、過去に殺人を犯した凶悪犯が近くを通ると

察知できる能力が備わってしまい、その力を活用しようと

自称バットマンの相棒ロビンで有りたいと願うノ・ビン

(キム・ヨハン)が近づいてくる。

 

ビンの元協力者であり、今は狂気をはらんだ元刑事ソン・チョン

(イ・ヒジュン)も加わり、タンの人生は大きく変わっていく

ことになる。

 

タンを執拗に追うナンガムも、両親との葛藤を胸に抱えており

過去がわかるうちに、ナンガムのように絶望を覚えました。

 

タンが自堕落な大学生から、犯罪者を罰する殺人者になる

過程の、チェ・ウシクの表情に何度もハッとさせられ

目が離せませんでした。

嬉々としててやっているわけでもなく、義務として

やっているのでもなく・・・淡々とこなす、あの表情。

でも、家族のことを思いやる気持ちも忘れてない・・・

そのバランスが不均衡で、ますますタンに惹きこまれました。

 

ナムガンも、家族に対して感じていた違和感を自分の

人生を狂わせたソン・チョンから明かされた時のシーンが

今も目に焼き付けられています。

壮絶なシーンでした。

 

全8話。

最初から最後まで、いいようのない不気味さが漂っており

その不気味さから目を離せません。

 

不気味さ、是非たくさんの方に感じて欲しいです。

 

チェ・ウシクとソン・ソックの違った顔が見れます!!!