まず立場を言っておく。参拝反対だ。
 いつも反対だけど、今回だけ理由は違う。私も日中友好の使者と自称し、これからいろいろ学生活動もしてきた。実家にいる人たちに日本のいい所を伝え、日本人に中国人のいいところも身をもって伝えてきた。今やろうとしている研究も結局日中友好に繋げたいと思ってやっているもの。本心は日中友好を望んでいるのだ。尖閣諸島の問題は両方とも言い分あってかつ自分が微妙な立場にいるので発言を慎んだのはいいとして、今回はさすがに日本の立場で考えても参拝はありえないのだ。
 理由一:空気を読め。
 よりによって北朝鮮が攻めてきたとき、自ら韓国との対談機会を断ち切った。日本が中国を侵略してきたとき、中国の蒋介石将軍が「攘外必先安内」という名言を残している。その意味は「外敵を倒すには、内部の力を団結しなければならぬ」。じゃないと自分が敵に挟まれて勝ち目ないのだ。北朝鮮が国際緊張感を煽っている最中に、安倍が見事に日本の敵を増やした。しかも一発で二つ大きな、大きな敵。日本に来てから「空気を読む」なんて言葉習って、日本人みんな空気読むのがうまいと思ったら、そうでもないようだ。
 理由二:どうしても参拝したいなら筋の通った反論しろ。
 「国のために命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前だ」ーーなにそれ。
 第一、戦争で死んだ人の中に一体どのぐらい本気で国のために死にたいと思っているの?その人たちはこうやって参拝されたいと思っているの?第二、本気で国のために死にたいと思っている人が、当時の天皇に洗脳されたんじゃないの?天皇は豊富な資源を手に入れるために戦争を起こし、天皇を信じ込む人が利用され戦死する。戦争自体は罪悪の極みであるのに、その戦争を生んだ人間に敬意を払おうとする安倍である。その戦争のせいでアメリカに骨抜きされて、さんざん振り回されてきたのに。首相なんだから少し納得の行く反論をしたらどうなんだ。
 大学時代の日本人先生(日中歴史を研究する博士)が、クラスで戦争の問題について触れたとき、日本人は後ろめたいと思っているよと、昔の人がやったことなんだから、今も憎まれ続けたくないよと、本音を素直に教えていただいた。本当に尊敬できる先生だった。だから自分の爺ちゃんの父さんも昔日本人に殺されたけど、理解はできた。今の日本人は違うよと、そんな器の小さい民族自尊にコントロールされちゃいけないよと、思っていた。しかし今の状況じゃ、日本人が憎まれて当然。自業自得。かわいそうなのは、本当に日中友好を願っている日本人なのだ。
 理由三:産経新聞も支持したいならしっかりしろ
 「内政の問題だから干渉されたくない」という理由。そもそも安倍はどういう名義で参拝しているの?首相として参拝しているとはさすがに言えないから、言うとしても個人で参拝しているよね?個人で参拝しているのになぜ「内政」の話が出てきるわけ?笑える。
 安倍らが本当に韓国人と中国人の気持ちが分かるには、沖縄で少女を強姦した米軍がアメリカで英雄扱いされてもしないとむりだろうなあ。
 
沖縄、米軍
 
コミュニケーションの宿題ということで、ブログを作った!
本当に使える機能ボタンが見つかりにくくて広告宣伝が多すぎるところに不便を感じた。検索上位に表示されるかどうか気にしないし、有名人が多数使ってるのも私と関係ない。自己本位で物事を考えるのが間違っていると思わない。
だから便利なブログを発見するまでしばらく我慢しよう