※おはようございます!以下、Facebookから転載させて頂きますね!※

【料理リレー】

ご家庭にある材料でStay home を応援できたらと料理研究家の脇雅世さんが発起人として始められた、お料理レシピの素敵なリレーバトンが沢山の料理家、料理人に拡がり、多くの方々に知られております。

この度、日本橋室町にある【レストラン桂】3代目店主 手塚 清照さんからバトンを繋いで頂きました。

5月6日でこの料理リレーが終幕するということで、まさかのアンカーとなりました。
名だたる料理人・料理家の方々が紡いで下さった料理リレーのバトン。最終走者が僕ではとてつもなく役不足ではありますが、頑張って紡がせて頂きます。
皆様どうぞよろしくお願い致します。

さて、今回ご紹介させて頂くお料理レシピは、
【豚真薯の吉野煮】です。





材料【4人前】

【吸い地】
・だし汁 800CC
・淡口醤油 小匙2
・塩 小匙1/2
・酒 小匙1

【豚真薯】
・木綿豆腐 110g(脱水の状態で)
・はんぺん 90g
・豚挽き肉 50g
・刻み柚子 小匙1
・塩小さじ 1/4

【その他】
・ナス
・長ネギ
・絹さや
・生麩



作り方

①昆布と鰹節の合わせ出汁を取り、淡口醤油・塩・酒を合わせ吸い地を作る。
②木綿豆腐をキッチンペーパーでくるみ、電子レンジ500Wで3分ほど加熱。
③さらに重しを乗せ、脱水する。
④脱水した木綿豆腐・はんぺん・塩・豚挽き肉・刻んだ柚子の皮をボールでハンバーグの種を作るときのように捏ね、1個約50gの丸型に成形する。
⑤成形した豚真薯を10分ほど蒸す。
⑥器に豚真薯・ナス・長ネギ・絹さや・生麩を盛付け、吉野葛でとろみをつけた吸い地を流し込んで完成!

POINT

①ご家庭で作られる場合、合わせ出汁の代わりに本だしを、吉野葛の代わりに水溶き片栗粉でもOKです。
②豚真薯は成型後、冷蔵庫で30分ほど寝かすと使いやすくなります。お好みで焼いたり揚げたりしても良いと思います。
③付け合わせは何でもOKです。今回は飾り包丁を入れた揚げナス・ぶつ切りにした焼きネギ・塩ゆでした絹サヤ・それに彩りで生麩を加えました。

以上となります。
この吉野煮という料理は食べると身体が温かくなり、とてもホッとする料理です。
今回、このコロナ騒動の中、色々と我慢し、耐え、また不安な日々を過ごされている方が多いと思います。
せめて、このお料理を食べている時だけはホッと心を落ち着かせて欲しい。そんな願いから紹介させて頂きました。

最後に脇雅代先生のメッセージを掲載し終わりたいと思います。
ここまで、長文にも関わらずお読み頂き、まことに有り難うございました!





❰脇雅代先生より❱

【料理リレーを終わらせたいと思います】

料理リレーご投稿者と今バトンをお持ちの方へ

ご投稿者の皆様にご協力をいただいた料理リレーは、予想をはるかに超えた方々にご参加いただきました。創意工夫に満ち、独創性に溢れたレシピの数々が集まりました。料理リレーに寄せられたレシピを世界中の方々とシェアできたことは大きな喜びです。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

インターネットによる伝達は迅速に情報が広がっていく一方で、時間経過とともに当初予想できなかったコミュニケーションミスも生じてきました。3月29日よりスタートした料理リレーですが、心残りを感じつつも5月6日(非常緊急事態宣言最終日)をもちまして一旦幕引きとさせていただきます。

今バトンをお持ちの方はバトンを次の方に渡さないでください。
(投稿されても、されなくても結構です。)

引き続き、Facebookの「料理リレー2020」、インスタグラムの「cookingrelay」にてレシピをアップしていきます。

Facebookの「料理リレー2020」へのお問い合わせは5月6日以降お受けできません。ご了承ください。

最後になりましたが、ご投稿者皆様の温かいご協力に御礼申し上げますともに、一日もはやいcovid-19の収束を願っております。
                              脇 雅世  / 加藤 巴里